煮物料理をつくる上で用意しておきたい「落とし蓋」。
ただ、落し蓋がなく別のもので代用できたら…と思っている人も多いと思います。
そこで今回は、落とし蓋を代用できるものをまとめてみました。実際の使い方も詳しくご説明します。
落し蓋は別のもので代用できる?
どのおうちにもある、クッキングシートやキッチンペーパー、アルミホイルなどで代用できますよ。
ただし、それぞれを落し蓋として代用する場合には、おさえるべきポイントがあるのでそれぞれについてご紹介します。
キッチングペーパーやクッキングシートで落し蓋を代用
クッキングシートは手動で切り、キッチンペーパーは点線などに合わせて切り取ってからハサミなどでサイズを調整しましょう。
ハサミでの調整が手間な人はそのまま使ってもかまいませんが、あまりにもサイズが大きすぎると、煮汁を余計に染み込ませるだけなので注意してください。
今回はわかりやすく、折りたたむ部分に赤線をひいています。
ハサミの代わりに、あとから菜箸などで突いて穴をあけてもかまいません。
アルミホイルで落とし蓋の代用をする方法は?
続いて、アルミホイルを使った落とし蓋の作り方をご紹介します。
鍋からアルミホイルを取り出すときは、一旦アルミホイルを沈めて表裏の両面にアクをくっつけるようにするとアク取りの手間がはぶけます。
落とし蓋を代用するときの注意点は?
キッチンペーパーは煮込みすぎると煮汁を吸収してしまうので、煮汁の量が少し減ってしまう点に注意を払いましょう。
アルミホイルは「長時間落とし蓋にしていると溶け出して穴が空く可能性がある」ことです。穴が空いてしまうと慌ててしまうかもしれませんが、健康面に害はないので安心してくださいね(※1,2)。
落とし蓋はキッチンペーパーかアルミホイルで代用しよう!
今回実践してみたコジカジ編集部としては、キッチンペーパーのほうをおすすめします。キッチンペーパーは煮汁を少し吸水してしまいますが、最も味を染み込ませるのに活躍してくれました。
もし、代用品に迷ったときはキッチンペーパーを、キッチンペーパーがなければアルミホイルかクッキングシートを利用してみてください。
※1 参考文献:パンフレット - 一般社団法人 日本アルミニウム協会※2 参考文献:「アルミホイルと食品」食品安全委員会