ふと洗濯機の下をのぞいてみたら、ホコリやゴミがいっぱい…。どうにか掃除したくても、掃除機も雑巾も入らなくて困ってしまいますね。

そこで今回は、洗濯機の下にたまった汚れをスッキリ掃除する方法をご紹介します。動かさなくても簡単にキレイにできるんですよ。

そもそも洗濯機の下は掃除しなきゃダメ?

ほこり ホコリ ハウスダスト

ふと洗濯機の下を見たときにホコリや髪の毛などがたまっていて、「掃除しないと…。日頃から気をつけた方がいいのかな…?」と思うかもしれません。

基本的には掃除をしなくても問題はありませんが、何年も掃除をしないと吹き溜まりのようになり、洗面所にホコリが舞い戻ってしまうことも。気になったタイミング、汚れに気づいたタイミングで都度キレイにしてあげましょう。

ちょっと面倒そうに思うかもしれませんが、おうちにある手軽なアイテムで簡単に掃除できますよ。

洗濯機の下の掃除に使う道具は?

ハンガーで掃除

用意するもの
必須
ハンガー
ストッキング
あると便利
『ウェーブ』など柄の長いハンディモップ

ホコリ取りは不要になったハンガーとストッキングがあれば簡単にできます。掃除に使ったあとはそのまま捨てられるので後片付けも楽ちんですね。

洗濯機の下を掃除する方法は?

オリジナル 洗濯機パン 洗面所

ハンガーとストッキングを用意したらあとは簡単。次の手順で即席のモップを作ってホコリを絡め取りましょう。

ハンガーを伸ばす

針金ハンガーを「◇」の形になるように底辺を引っ張って上下に伸ばす。プラスチック製ならそのままでもOK。

ストッキングをかぶせる

伸ばしたハンガーの先端にストッキングをかぶせて、はずれないように巻きつける。

洗濯機下に差し込んで動かす

洗濯機下に差し込み、ホコリをかき出すように前後左右に動かす。

ゴミを回収する

ハンガーを引っ張り出して取れたゴミを集めたら完了。

ストッキングが起こす静電気でホコリを吸い寄せて絡め取ってくれます。手頃なハンガーがなければ、すき間に入る平べったいもので代用しましょう。

洗濯機下は届く範囲のゴミが取れれば十分です。床面だけでなく、隣りあう壁際などの細いすき間もまとめて掃除するとよりキレイに仕上がりますよ。

洗濯機の下を水拭きするときに注意したいのはその後の「カビ」

洗濯機 掃除 注意

洗濯機下のすき間に手が入りそうだと雑巾で拭き掃除したり、水を注いでホコリを流したりもできます。

ただ、「水」を使った掃除は少し注意が必要で、うまく乾かさないとカビが生える原因になってしまうこともあります。

水を使って掃除したあとは、ドアや窓を開ける、扇風機を近くに置く、換気扇をまわすなど、できるだけ乾きやすい環境を整えましょう。

洗濯機の下を徹底的に掃除する方法は?

洗濯機パン

洗濯機の下にモップを差し込んで掃除していると、どうしても取り切れないホコリや汚れが出てきてしまいます。

見えない場所なので、そこまで神経質に掃除する必要ありませんが、どうしても掃除したい場合は、給排水ホースやコンセントを外し、重い洗濯機を動かすしかありません。

1人の力では動かすのがかなりむずかしく、怪我や故障につながる可能性があるのでムリは禁物です。旦那さんに協力してもらうなどしてくださいね。

洗濯機下の掃除をラクにする便利アイテム2選

洗濯機の下を掃除するときに便利なアイテムもいくつか販売されています。

『洗濯機 置き台』(Xingyuan)

洗濯機の下に置くタイプの台。キャスター付きなので、一度のせてしまえば洗濯機の移動がかなりラクになります。ホコリがたまってもさっとずらしてすぐに掃除できますよ。

『ほこりんぼう!』(イトー)

掃除道具が入り込まない細い隙間にもラクラク入りこむ便利グッズ。先端についた短い繊維が汚れをかき出してくれます。

くっついてきた汚れをコロコロなどで取り除けば、何度か繰り返し使えるすぐれものです。

洗濯機下を掃除して、洗面所を気持ちよく使おう

ランドリースペース ドラム式洗濯機 アイロン

基本的には洗濯機の下は掃除しなくても問題ありませんが、何年も使ううちにどんどんとホコリがたまっていきます。気になったタイミングでぜひ掃除してあげてください

掃除方法はそれほど難しくありません。できる範囲でいいので、目立つ汚れを取り除いておきましょう。

普段掃除しない場所までキレイになると、洗濯機も気持ちよく使えますね。隅の汚れまで落とせれば、もっと明るい空間に感じられますよ。