隙間に詰まったゴミやホコリはどうやって取っていますか?目の前にあるのに取れないとストレスが溜まりますよね。
ここではおうちにあるものを活用してできる隙間掃除のアイデアと、おすすめのグッズをいくつかご紹介します。
隙間掃除は思っている以上に大切
風に乗って部屋のいたるところに入りこむホコリやゴミ。ふだん目につかない場所ならこまめな掃除は不要ですが、定期的に取り除いておくと清潔なお部屋をキープできます。
隙間のゴミを取り除いておかないと、キレイにしたばかりの床などに舞い戻ってきて「掃除してもホコリが出てくる…」なんてことになりかねません。
「掃除するのが面倒だから…」と考えがちですが、隙間はおうちにあるものだけで簡単に掃除ができますよ。次から3つのアイデアをご紹介するのでチャレンジしてみてくださいね。
隙間掃除の基本|ベースはほうきや掃除機を活用
冷蔵庫や大型家電、大型のインテリア、家具など移動が大変のモノの隙間掃除は、隙間に入る細長い形状の掃除機やほうきでの掃き掃除が基本です。ソファーの下だったり、収納ボックスの隙間だったりは、手間に感じるかも知れませんが「ささっと動かして、ささっと拭いたり掃いたりして、戻す」ことさえできれば実は一瞬で済みます。
隙間掃除におすすめの掃除グッズ5選!ソファーやテーブルの隙間にも入る?
隙間掃除はおうちにあるものでも十分できますが、こまめに掃除したいときは専用の掃除グッズを用意しておくと手軽ですよ。
掃除もしやすく、気になったときにすぐに取り組めますよ。
『クイックルワイパー ハンディ』(花王)
高い場所や奥まった場所でも、転がすだけで簡単にホコリを絡め取ってくれるハンディモップです。
持ち手が長く、ヘッドは角度が変えられるので使いやすさ満点。汚れたら取り替えて使えるのも衛生的です。
『すきまソージー』(アズマ工業)
洗濯機の下など、ごくわずかな隙間でも差し込めるモップが「すきまソージー」です。
長いモップが奥のホコリもごっそり絡め取ります。汚れたら水洗いして繰り返し使えますよ。
『ほこりんぼう!』(イトー)
掃除道具が入り込まない細い隙間にもラクラク入りこむ便利グッズ。先端についた短い繊維が汚れをかき出してくれます。
くっついてきた汚れをコロコロなどで取り除けば、何度か繰り返し使えるすぐれものです。
『すきまノズル2』(コジット)
掃除機で隙間掃除をするなら、専用のノズルを用意するのもおすすめ。隙間のホコリを吸い取れるのはもちろん、パソコンのキーボードなど家電で目立つホコリ汚れの掃除にもぴったりです。
『あっちこっち おそうじ手袋』(テイジン)
手袋タイプの雑巾を使えば細かな場所も思いのままに掃除できます。手にはめてなぞるだけでホコリや汚れが取り除けますよ。
汚れてきたら洗えば繰り返し使えるのもうれしいところです。
棚と棚の間やテレビ台の裏、ラックの下など手の届かない隙間はたくさんありますね。取りたいゴミを見つけたら、次の3つの方法から選んで実践してみましょう。
隙間掃除のグッズがないときの代用アイデア|濡れタオルをほうき代わりに
ラック下などの「水平の隙間」におすすめなのが、濡れタオルを使ったやり方です。古タオルをほうき代わりに使ってゴミ取りができるんです。
タオルを半分濡らす
タオルを半分だけ水で濡らし、よく絞ったら準備完了。
乾いた方を持ち、濡らした方を放り込む
濡らした方をホコリ目がけて投げ込み引っ張り出せば、水分がホコリを絡め取ってくれる。
何度か繰り返す
ホコリが十分に取れたらおしまい。
タオルをすすぐ
雑巾代わりに使ったタオルはよくすすいだら完了。
ホコリが濡れて舞い上がりにくくなるので効率よくゴミ取りができますよ。
隙間掃除のグッズがないときの代用アイデア|ストッキングハンガー
横の隙間に加え、「縦の隙間」にも使えるのが、ストッキングとハンガーを使ったやり方です。タオルよりも持ちやすいので、ホコリ以外にもゴミなどが多く詰まっている「棚の間」などにおすすめ。
いらないハンガーとストッキングの2つがあればすぐにできますよ。
ハンガーをひし形に伸ばす
針金ハンガーの三角形の底辺を引っ張って「◇」の形に引き伸ばす。プラスチック製ならそのままでもOK。
ストッキングを切る
ハンガーと同じ大きさになるよう、膝下くらいで切る。
ストッキングをかける
引き伸ばしたハンガーの先端に切ったストッキングをかぶせる。
隙間に差し込む
隙間にハンガーを差し込んで動かし、ゴミを絡め取る。
ストッキングを外す
ゴミを集めたストッキングを外し、処分したら完了。
ストッキングは静電気を起こしやすい素材なので、ホコリなどの軽い汚れを吸着して集めてくれます。何度か繰り返し使えて便利ですよ。
隙間掃除のグッズがないときの代用アイデア|割り箸棒を作る
窓の桟などの細かな場所の掃除におすすめなのが「割り箸棒」です。
用意するのは、「割り箸」「輪ゴム」「キッチンペーパー」の3つ。すぐに作れてとっても便利なアイテムですよ。
割り箸棒をつくる
割り箸にキッチンペーパーを巻きつけ、輪ゴムで固定する。
隙間に差し込む
キッチンペーパーをつけた側を差し込んでゴミをかき出す。
割り箸棒は力を込めて掃除できるのが特徴。頑固にこびりついた汚れを取るのにもいいですよ。
同じ要領で、柄の長いブラシなどに輪ゴムでキッチンペーパーを巻きつけてもいいですね。キッチンペーパーを『クイックルワイパー』などのドライシートに替えるとホコリなどをさらに絡め取りやすくなります。
隙間の形状に合わせていろいろ試してみてくださいね。
隙間の掃除を減らす方法!使い捨てのカバーシートが役に立つ
隙間はそれほどこまめに掃除する必要はありませんが、ホコリがぎっしり詰まっているのを見るのはイヤなものです。
隙間の掃除をちょっとでもラクにするなら、その「隙間を埋める」のが効果的。狭い隙間であればスポンジを詰めるだけでも十分。余っているスポンジを隙間の大きさに合うように切り、詰め込むだけで簡単です。
あるいは、サランラップなどをかぶせて、ホコリがたまったら剥がして貼り直すだけにすれば掃除の手間を省けます。DIYで専用のカバーを作るのもいいですね。
これで隙間に汚れが詰まってしまうことから解放されますよ。
隙間まで掃除が行き届けば部屋がピカピカ
ふだんはあまり意識することのない「隙間」にある細かいホコリ。見えにくい場所なだけになかなか手が回らない場所ですね。
隙間に詰まったホコリまでキレイに取り除けると、部屋にあるホコリの量もぐっと減って掃除の手間が減らせます。汚れにくいお部屋になりますよ。