トイレ掃除をするときに、床に掃除機をかけますか?今まで気にせずに使っていた人も、ふいに「もしかしたらこれって不衛生なのかな…?」と不安になることってありますよね。
そこで今回はトイレに掃除機をかけるのは不衛生なのか、かけるとしたらどんな方法がいいのかなどをご紹介します。
トイレに掃除機をかけるのは不衛生?
トイレはタオルやマット、トイレットペーパーなどから細かいチリのようなゴミが出て、意外と汚れがち。
いつの間にか隅の方にホコリが溜まっているので、廊下を掃除したついでにトイレの床にも掃除機をかけているというママも多いのではないでしょうか?
しかし、トイレは用を足す場所なので、床には飛び跳ねた尿がついていることがあり、掃除機をかけるとその尿がヘッドに付いてしまう可能性があります。結果として、掃除機をかけるほかの部屋に汚れを広げてしまい、気づかないうちに不衛生になることも…。
そこで、トイレに掃除機をかけるときは次に紹介する方法を実践しましょう。
掃除機でトイレをキレイにする時のポイント
いつも掃除機でホコリをとっている人なら、「じゃあどうすればいいの?」と困ってしまいますよね。ほかの部屋へ汚れを広げないためにも、次の3つの方法に切り替えましょう。
方法①|ノズルを分ける
掃除機のノズルを使い分け、トイレ掃除専用のノズルを用意するのが一番手っ取り早い方法です。
掃除機に付属しているすき間用の細型ノズルをとりつければ、通常のヘッドでは掃除しにくい奥の汚れもスッキリ取り除けます。
正規のものを使うのは気が引けるというのであれば、100円ショップなどでも付替えノズルが販売されています。また、トイレットペーパーの芯を横から4分の1くらいで斜めにカットして、ヘッドに差し込んで簡易的なノズルにする方法もあります。
方法②|順番を工夫する
トイレに掃除機をかけるのは他の部屋を掃除したときのついでのことが多いですよね。汚れを広げないためには、掃除の順番を変えるのも効果的です。
他の部屋の掃除を終えたあと「最後にトイレに寄り道する」と決めて掃除を進めると、トイレの汚れが他の部屋には移りません。掃除が終わったあとのゴミ回収のタイミングでヘッドに付いたゴミを払っておけば、次の掃除でも安心して使えますよ。
方法③|除菌する
トイレを掃除したあとで汚れを広げないようにするには、ノズルそのものをキレイにしてあげる方法もあります。
ヘッド部分を除菌ができるウェットティッシュで拭き取れば尿の汚れを気にする必要はなくなります。トイレのゴミを吸ったあとは除菌する、を徹底すれば今まで通り効率的にホコリを取れますよ。
掃除機でトイレ掃除をするときの注意点
トイレに掃除機をかけるときに特に気にしておくべき注意点があります。
それは「床のマットに掃除機をかけない」こと。
便器のすぐ下に置いてある布製のマットには、尿の汚れがたまっています。ホコリが絡みやすい場所なので掃除機をかけたくなりますが、できるだけ避けましょう。
トイレで掃除機をかけるときは、マットを外してそのまま洗濯機にいれてしまうのがおすすめ。洗濯機ならホコリでも尿の汚れでも簡単に流して落としてくれますよ。
トイレは掃除機だけではキレイにならない!
トイレの床に掃除機をかけただけでキレイになったように感じますが、それだけでは不十分です。
ホコリやゴミを吸い取ったとしても、尿が乾いたものは落とせません。
毎日する必要はありませんが、掃除機をかけたあとに拭き掃除をすることも忘れないでください。『トイレクイックル』などのトイレクリーナーを使ってササッとキレイにしてあげましょう。
トイレクイックルなどのトイレクリーナーは掃除した後に水に流せるものが多いので、後片付けもラクちんです。
トイレで掃除機を使う場合はやり方を見直そう
トイレはおうちのなかでも特に汚れやすい場所なだけに、掃除するのを躊躇してしまいますね。
掃除機を使う方法は、ラクしてホコリを取り除けて便利ですが、ほかの汚れが掃除機につくことがあるので、どうするかは1度検討してみましょう。
自分にあったラクな方法でおうちのキレイを守ってくださいね。