「サンポール」がすごい!と聞いたことはありませんか?どうしてサンポールの効果が高いのか、成分にちがいがあるのかな?と疑問に思いますね。

そこで今回はサンポールの成分や、効きやすい汚れについて紹介します。

成分の特徴をしっかりおさえておけば、効果を最大限高められますよ。

サンポールって何?

サンポール

「サンポール」はトイレ用洗剤のひとつ。グリーンのボトルが特徴的で、殺虫剤の『キンチョール』でお馴染みの『大日本除虫菊株式会社』が製造・販売しています。

「汚れを溶かし落とす効果が高い」「液が緑色に着色されていてかけた場所がわかりやすい」などといった点が人気で、発売から50年以上も売れ続けるロングセラー商品です。

サンポールの汚れ落ち効果が高い秘密は「成分が特別に調整されている」ことにあります。次でその成分についてくわしく説明します。

サンポールの成分は?ハイターと何が違う?

酸性洗剤

サンポール最大の特徴はラベルにある通り、「酸性」の性質をもつこと。

トイレ掃除に使われる『トイレマジックリン』などの一般的なスプレー洗剤は「中性」で、『ドメスト』などの塩素系漂白剤は「アルカリ性」なので、実は酸性の洗剤はかなり少ないんです。

サンポールのラベル

酸性の性質をもつのは、裏面にある通り物を溶かす力をもつ「塩酸」が配合されているから。実はこの塩酸がトイレの汚れを落とすのに劇的な効果を発揮するんです。

塩酸と聞いて衣服の洗濯に使う「ハイター」を思い出す方もいらっしゃるかもしれませんが、あちらは花王から販売されている「塩素系漂白剤」ですので、全くの別物です。

サンポールの成分はどんな汚れに効果がある?

酸性であることは他の洗剤では落とせない汚れをしっかり分解できる力があります。

次の汚れに効果があるので、ぜひおうちのトイレをチェックしてみてください。

黄ばみ汚れ

便器のフチ裏にできる黄ばみ

サンポールは便器のフチ裏などにできる黄ばみ汚れを分解するのが大の得意。この汚れは「尿石」といい、飛び散った尿が蓄積され、固まることでできます。

尿石はアルカリ性の性質があるので、酸性のサンポールをかけると分解の反応が起こり、落ちやすくしてくれるのです。フチ裏に洗剤をかけたら数分おき、ブラシで軽くこすり落とせばOKです。

こすっただけでは落ちない頑固な汚れもサンポールなら簡単に取り除けますよ。

雑菌の汚れ

便器

掃除から少し時間がたつと水面付近に黒ずみ汚れが浮き出てきますね。これは雑菌やカビが繁殖したサイン

塩酸を使ったサンポールなら除菌効果が抜群なので、回しかけるだけで雑菌を退治できます。ふだん使ってる漂白剤と同じように使えると考えて大丈夫です。

サンポールの成分は安全?危なくない?

サンポールとルック

「塩酸が使われている」と聞くと「危なくないの…?」と心配になるかもしれませんね。

サンポールはトイレ用につくられた専用洗剤なので、トイレを傷つけることはありません。ただ、扱うときには注意点があるので使う前にしっかりおさえておきましょう。

塩素系漂白剤と併用しない

「ドメスト」などの塩素系漂白剤はアルカリ性なので、酸性のサンポールと混ざると反応が起こり有毒な塩素ガスが発生します。「混ぜるな危険」と記載があるのはこのためなので、『サンポール』は単独で使うとおぼえておきましょう。

素手で触らない

塩酸を使ったサンポールは、肌にふれないように扱いましょう。直接かけやすいノズルなのでほとんど触れることはありませんが、念のためゴム手袋をして取り掛かると安心です。

サンポールと同じ成分の洗剤は?

サンポールのように塩酸が配合された洗剤はめずらしいですが、他にもいくつか近い成分の洗剤があります。

「尿石が取れる」と表示のある洗剤であれば、同様の成分と考えて大丈夫です。ここでは人気の高いおすすめの洗剤をご紹介しますね。

『デオライト-L』(和協産業)

サンポールと同じように塩酸が配合されているのが尿石除去剤の「デオライト」です。

塩酸に加えて他の酸性成分も加えられていて、パワフルに効くのが特徴。頑固にこびりついた黄ばみ汚れもスルッと溶かしてくれます。

『尿石取りスカット』(イクザス)

ジェルタイプで気になる部分に塗り込みやすいのが「尿石取りスカット」です。

チューブ状で細かな部分にもつけやすいので、洗剤をかけにくいフチ裏の汚れもしっかり取り除けます。

サンポールは成分にあわせた使い方が大切

フチ裏にサンポールをかける

サンポールは塩酸が配合された酸性洗剤であることが大きな特徴。除菌効果に加え、尿石などの頑固な汚れを取り除く力を秘めています。

ただ、なんでもかんでもサンポールを使えばいいというわけではなく、用途にあわせた使い方を選ぶのが大切。尿石を落とすために酸性に調整された洗剤なので「便器の黄ばみ汚れに使う」と考えましょう。

汚れにあわせた使い方を選べれば、頑固な汚れに困ってしまうことはなくなりますよ。