日々の掃除の必需品ともいえる「掃除機」。何気なく使っている人が多いとおもいますが、効率的な掃除機のかけ方があるって知っていましたか?
今回は掃除機の正しいかけ方を紹介します。
正しい掃除機のかけ方とは?
掃除機はゴミを吸い取ってくれますが、かけ方を間違えるといつまでもゴミが残ったままになってしまうことも。掃除機のかけ方を見直すと、いつもの掃除がもっと効果的になります。
まずはフローリングの掃除機の基本的なかけ方をみていきましょう。
コツ①|床のモノをどかす
床にものが散らかっていると、掃除機をかけにくいだけではなく、かけ残しが出てしまうもの。ストレスなく、しっかり掃除機をかけるためには下準備が大切です。
きちんと片付ける必要はなく、一時的でもいいので、ソファやダイニングテーブルの上にあげるだけでOK。ハンディモップなどでホコリを落としてからどかしておきましょう。
コツ②|入り口から奥に掃除機をかける
掃除機は入り口から奥の方に進み、最後にまた入り口に戻ってくるイメージで。これならキレイになった場所を移動するのでホコリの舞い上がりにくくなります。
スティックタイプの掃除機なら問題ありませんが、コンセントをつなぐタイプの掃除機ならコードはすべて出しておいてこまめに差し替えながらかけましょう。
コツ③|「手だけ」ではなく、体ごと動く
手を伸ばしてできるだけ広い範囲に掃除機をかけようとしがちですが、無理して伸ばすと先端が床から離れて吸引力が落ちます。手だけを動かすのではなく、ラクな姿勢で掃除機をもち、体ごと動くようにしましょう。
掃除機をかける場所は?
頻繁に人が出入りするリビングは、ホコリがたまりやすい場所が決まってきます。そこを重点的に掃除機がけすると、よりキレイになりますよ。
部屋の隅っこ
フローリングの上にたまっているホコリは舞い上がりやすく、部屋の隅にどんどん吹きだまっていきます。隅っこまでしっかり掃除できるように、四角く掃除機をかけましょう。
カーペットやマットの上
カーペットやマットの上のホコリは起毛にからまって舞い上がりにくいので、そのままたまり続けます。カーペットやマットの上は、ゆっくり掃除機を動かしてしっかりホコリを吸い出しましょう。
掃除機のかけ方の注意点は?
基本的な掃除機のかけ方は変わりませんが、場所によっては掃除機をかけるときにちょっとした注意点があります。以下の場所を掃除するときは少し意識してみてくださいね。
畳
傷みやすい畳は力を入れすぎず、畳の目に沿って一方向に掃除機をかけてください。畳の間のスキマの部分はホコリがたまりやすいので、細いノズルかブラシ型ノズルに取り替えて吸い出しましょう。
絨毯などの毛足の長いもの
毛足の長い場所はホコリがからみやすいので、毛を逆立てるようにしながら掃除機をかけるのがポイント。念入りに掃除したいときは、縦方向と横方向の十字に掃除機をかけるといいですよ。
ソファ
ソファに掃除機をかけるときは、ノズルを交換するのがオススメ。ブラシの付いた付属のノズルを使うと入り組んだ場所もしっかりキレイにできます。
上手に掃除機をかけるには手入れが大切!
ゴミやホコリを集める掃除機は汚れやすいもの。フィルターが目詰まりすると吸引力も落ちるので、定期的にフィルターなどの掃除をしてあげてください。
最近の掃除機は手入れもしやすいようにつくられているので、取扱説明書を読んでサッと手入れしてあげてください。月に1度くらいの頻度で手入れしておくと吸引力も維持できますよ。
ハンディタイプの掃除機のかけ方は?
最近は、掃除機の種類も多様になりました。スティックタイプやハンディタイプ、『ルンバ』などのお掃除ロボットまでさまざまあります。
基本的にどれか一台あれば十分ですが、フローリング用とは別にハンディタイプの掃除機があるとちょこっと掃除に活躍してくれますよ。とっても軽いので、ホコリに気づいたらハンディモップのようにサッと取り出してすぐに掃除なんて使い方もできます。
フローリングはお掃除ロボットにまかせて、それ以外の場所はハンディタイプを使うというのもおすすめです。自分のライフスタイルに合わせた掃除機を使ってくださいね。
掃除機をかける頻度はライフスタイルにあわせて決めよう
生活していればどうしてもホコリはたまってきます。できれば数日に1回は掃除機をかけたいところですが、忙しいときは週末に1回の掃除機がけでもキレイな状態を保つことはできます。
なかなか掃除機をかける暇がないという人でも、1週間以上放置すると大きなホコリがどんどんたまってくるので、せめて隅っこやカーペットの上などホコリがたまりやすい場所だけキレイにすることをおすすめします。
自分の生活スタイルに掃除機をかける習慣を組み込んでみてくださいね。