おうちの掃除で大活躍してくれる『激落ちくん』。白いスポンジが有名ですが、洗剤のシリーズがあるってご存知でしたか?
今回は、あまり知られていない『セスキの激落ちくん』の使い方や実際に使ってみた様子を紹介します。
もくじ
『セスキの激落ちくん』って一体何?
『セスキの激落ちくん』とは、激落ちくんシリーズを取り扱うレック株式会社が販売する液体洗剤のこと。
アルカリ電解水に「セスキ炭酸ソーダ」を加えたアルカリ性のクリーナーで、皮脂汚れや油汚れなどの酸性の汚れに抜群の効果を発揮します。
「セスキ炭酸ソーダ」は、鉱物からとれる自然由来の成分。掃除に便利な重曹の10倍もの洗浄効果がありながら、手肌や環境にもやさしいんですよ。
『セスキの激落ちくん』と『水の激落ちくん』の違い
激落ちくんシリーズでは、の他にも『水の激落ちくん』というクリーナーもあり、何が違うの?と疑問に思う人もいるかもしれません。
『水の激落ちくん』の成分がアルカリ電解水100%なのに対し、[bold_end]『セスキの激落ちくん』はアルカリ電解水に「セスキ炭酸ソーダ」を加えてあります[bold_end]。
どちらも酸性の汚れに効果を発揮しますが、アルカリ電解水には除菌効果があるため、除菌効果に関しては『水の激落ちくん』のほうが高くなります。
お掃除メインで使う場合は『セスキの激落ちくん』、除菌もしたい場合は『水の激落ちくん』を選ぶのがいいですよ。
『セスキの激落ちくん』の用途は?
セスキの激落ちくんがすごいのは「使う場所を選ばない」「様々な汚れに効果がある」「すすぎ不要」という3点にあります。
使う場所を選ばない
セスキ炭酸ソーダは高い洗浄効果がありながら肌や建材への負担は小さいので、家のどこでも使って大丈夫。
水回りはもちろん、リビングの壁など「水拭きできるものなら何でも使える」と考えて大丈夫です。
様々な汚れに効果がある
セスキの激落ちくんに配合されたセスキ炭酸ソーダには「油汚れの分解」「たんぱく質の分解」「除菌消臭効果」の3つの働きがあります。
キッチンまわりのガンコな油汚れ、リビングの皮脂汚れ、服の臭いなど幅広い汚れに1本で対処できます。
すすぎ不要
セスキの激落ちくんは油汚れをセスキ成分が直接分解するため、油分をなじませて泡立たせる成分の界面活性剤が配合されていません。
そのため、洗剤を使った後にすすいで洗剤を流したり、水拭きで仕上げたりする必要がありません。洗剤を含ませてひと拭きするだけなので、軽めの掃除にも使いやすいですよ。
『セスキの激落ちくん』の使い方
セスキの激落ちくんの基本的な使い方は「汚れに直接スプレーし、乾いたクロスで拭き取る」だけ。
界面活性剤や香料は使われていないので、泡立たず香りもありません。水と同じような感覚で使えるのが特徴です。
基本的におうちのどこでも使って大丈夫ですが、次の場所でとくに重宝します。
次からは、実際に使ってみた様子をまじえながら、それぞれの場所別に使い方をご紹介しますね。
『セスキの激落ちくん』でキッチンを掃除
セスキの激落ちくんがとくに活躍するのが油や雑菌の汚れができやすいキッチン。セスキの激落ちくんならコンロまわりやシンクの周り、家電の掃除までキレイにできます。
コンロまわりの油汚れ
料理の油ですぐにギトギトと汚れてくるコンロ周り。油汚れの分解が得意なセスキの激落ちくんが1本あれば、簡単にツルツルに戻せます。
数回スプレーした様子です。水がかかっているだけに見えますが、セスキがしっかり効いているので、乾いたティッシュで拭き取るだけでツルツルになりました。
ガスコンロの場合は五徳を外してシンクに移動し、たっぷりと吹き付けてからすすぎ洗いすれば大丈夫。ひどく汚れている場合はスプレーしてから5分ほど放置して汚れをゆるませるといいですよ。コンロまわりの除菌ができるのも嬉しいですね。
冷蔵庫などの家電
二度拭き不要のセスキの激落ちくんなら、冷蔵庫や電子レンジなどの家電を掃除するのにもピッタリ。クロスやティッシュに軽くスプレーし、全体を拭き掃除するだけで汚れがツルツルになります。
外側の掃除はもちろん、セスキの激落ちくんなら内側の掃除に使っても問題ありません。自然由来の成分な上、除菌効果もあるので食品を扱う場所でも安心ですね。
『セスキの激落ちくん』でリビングを掃除
すすぎ不要のセスキの激落ちくんは、水回りでない場所の掃除も得意。
リビング用に1本常備しておくと気になったときにササッと掃除できますね。
ドアノブや照明スイッチの皮脂汚れ
ドアノブや照明スイッチなどのよく手の触れる場所は、皮脂が蓄積されだんだんと黒ずんできますね。とくに壁に手垢がついて黒ずんでいます。
クロスに軽くスプレーしてから拭き取ればOK。今回は照明スイッチが近くにあったので、ティッシュに含ませてから拭き取りました。
少しわかりにくいですが、スイッチの周りについていた黒ずみがすっかりなくなりました。
窓ガラス
二度拭き不要のセスキの激落ちくんなら、拭き跡を残したくない窓ガラスもピカピカにできます。
洗剤が配合されていないので、跡残りもなくツルツルに仕上がります。セスキの激落ちくんはガラスに使うとたれやすいので、クロスなどにたっぷりふくませてから拭き取るのがいいかもしれません。
『セスキの激落ちくん』は洗濯にも!
皮脂やたんぱく質の汚れの分解、臭いのある雑菌汚れを退治するのが得意なセスキの激落ちくんは、衣類の染み抜き洗剤としても活用できます。
汗や血液などの体液の汚れを分解し流しやすくしてくれるので、ガンコな汚れを落としたいときに重宝します。
襟や袖の黄ばみ
襟や袖にできる黄ばみや黒ずみは、落としきれなかった皮脂汚れが蓄積されてこびりついたもの。
セスキの激落ちくんを汚れた部分を覆うようにたっぷりスプレーしてから洗濯機で普段どおりに洗うだけで、油分が分解され真っ白に戻せます。
血液の汚れ
たんぱく質を含む血液の汚れはガンコなシミの代表格ですが、セスキの激落ちくんがあれば対処はラクラクできます。
皮脂汚れの染み抜きと同じようにスプレーして汚れになじませてから、いつもどおりに洗濯機で洗いましょう。ガンコな汚れは5〜10分ほど放置して汚れをふやかすと効果が高まります。
布おむつの洗濯
セスキの激落ちくんはほとんどが自然由来の成分でできていて手肌にやさしいので、布おむつの洗濯にも使えます。
つけおき液に少し混ぜ、半日ほど放置してから手洗いしましょう。除菌効果もあるのでおしっこやうんちで汚れてしまっていても、しっかりキレイにできます。
『セスキの激落ちくん』はどこで買える?
セスキの激落ちくんは、大型のドラッグストアやホームセンターであればリビング用の洗剤コーナーなどに置かれています。近くになければネット通販がおすすめ。
セスキの激落ちくんはスプレータイプのほかにも、いろんな種類があるのであわせてご紹介しますね。
『セスキの激落ちくん 500ml』
今回使った、スプレータイプのセスキの激落ちくんです。
500mlと大容量のスプレーなので、こまめに使っても長持ちしますよ。
『セスキの激落ちくん 密着泡スプレー』
セスキの激落ちくんには、泡状で出てくるタイプも。コンロなどの入り組んだ部品にかけても汚れに密着しやすく、壁に吹きかけてもたれにくいなどのメリットがあります。
使う場所に応じて選んでみてくださいね。
『セスキの激落ちくん 粉末タイプ 1kg』
粉末状で水にといて使うタイプのセスキの激落ちくんです。
1回に使う量は10gほどと少量な上、粉末は大容量なので頻繁に活用したいおうちにおすすめです。
『セスキの激落ちくんシート キッチン用』
キッチンの拭き掃除でより使いやすいのが、シートタイプの激落ちくんシート。取り出して拭き取るだけと掃除までの手間が最小限になっているので、毎日のちょこっと掃除に最適です。
『セスキの激落ちくん』が使えないものもある?
セスキの激落ちくんは基本的には水回りやリビングの掃除全般に使えますが、強力な分使うと傷んでしまう素材もあります。
失敗がないように、使う前には事前にチェックしておくと安心です。
デリケートなものは使う前に目立たないところでテストするのがおすすめ。少しつけて、5分ほどたっても変化がなければ使っても問題ありませんよ。
『セスキの激落ちくん』で油汚れの掃除をしよう
セスキの激落ちくんが1本あるだけで、日々のお掃除が気軽にできるようになります。
ただ水拭きするよりも汚れ落ちがいいので、掃除するのも楽しくなるかもしれません。普段の掃除が苦手という人はぜひ一度試してみてくださいね。