日々使っているクローゼットは、あまりお手入れする機会がないかもしれません。ただ、定期的に綺麗にしないとカビが発生して、お気に入りの服にまで広がってしまう…ということになりかねません。
そこで今回は、クローゼットを掃除してカビなどを発生させない方法や、カビができてしまったときの対処法についてご説明します。
もくじ
クローゼットの掃除に使う道具は?
- 必須
- 『ウェーブ』などのハンディモップ
- 掃除機
- あると便利
- アルコール除菌スプレー
- 雑巾
クローゼットは服を収納するだけだから汚れないと思いがちですが、そんなことはありません。服からは糸くずなどのホコリが出るだけではなく、汗による湿気がこもってカビなどが繁殖することもあります。
そこで、定期的にハンディモップや掃除機でクローゼット内をキレイにし、カビが発生することがないようにしましょう。アルコール除菌スプレーがあるとカビの予防ができるのでおすすめです。
クローゼットを掃除する方法!ほこり対策は?
クローゼットを掃除するときは、洋服や引き出しなど入っているものを全部外に出して空っぽにするのが一番。衣替えのときなど、整理するタイミングで一緒に掃除するのが楽ちんです。
棚や衣装ケースの上のホコリを払う
ホコリが舞い上がらないようにハンディモップで棚の上などにたまったホコリを取り除く。
衣装ケースをどかして掃除機をかける
衣装ケースをどかして掃除機をかける。その後、できればアルコール除菌スプレーなどを吹きつけて拭き掃除まですると完璧。
服をよけてクローゼットの中を換気する
衣装ケースや棚の中にも湿気が残っているので、最後にかならず換気をする。衣装ケースのなかにも湿気がたまるので、引き出しを開けて放置。
衣装ケースや服を戻す
換気が終わったら元に戻す。衣類も一度干してから戻すと、カビの予防になる。
クローゼット内を掃除するときに、最初から掃除機を使うと排気でホコリが舞い上がるだけではなく、カビの胞子まで広げてしまう可能性があります。
クローゼット内はホコリを舞い上がらせないように、静かに素早く掃除するのが鉄則です。
クローゼットはこまめな掃除でカビを防ぐ
クローゼット内はまとめて掃除するよりも、普段からこまめに手入れをしておくことがカビ対策になります。
ホコリをためないようにハンディモップなどでササッと掃除し、定期的に扉を開けて換気するだけでもOKです。一度袖を通した洋服やコート類はすぐにクローゼットにしまわず、一晩干してから戻すと湿気がこもるのを防げます。
それでもカビのようなものが発生したら、アルコール除菌スプレーで除去しましょう。アルコールをたっぷり吹きつけて雑巾で拭き取れば再発を防止できます。カビが発生したクローゼット内の服は、洗濯したり天日干しするなどしておくと安心です。
掃除したクローゼットをキレイに保つおすすめグッズは?
クローゼットをキレイに保つための便利なアイテムも市販されています。置くだけで効果を発揮するものも多いので、面倒な掃除の回数を減らすためにも使ってみてください。
『ムシューダ クローゼット用』(エステー)
ダニなどの防虫剤としておなじみのムシューダですが、防カビ剤も含まれているのでクローゼットのなかの衣類を守るにはもってこい。かけておくだけなので手軽です。
『バイオ 押入れのカビきれい』(コジット)
天井に貼るだけでカビの予防ができます。押し入れ用ですが、クローゼットのなかでも使えますよ。
クローゼットはゆったり8割収納で掃除しやすく
クローゼットにたくさんものを入れていると、掃除が大掛かりで面倒なものに。掃除が面倒だからと放置する原因にもなり、カビが発生する危険が高まります。また、いつか掃除しなきゃと考え続けるのもストレスになりますね。
そこで、クローゼットのなかは満杯にものを入れすぎないことが肝心です。8割収納を目安に、ゆとりをもって使いましょう。どうしても詰めこんでしまうという人は、キャスターつきの衣装ケースにするなど、どかしやすくしておくと掃除するときの手間を軽減できますよ。
クローゼットを掃除していつでも清潔な空間に
クローゼットの掃除はおっくうになりがち。でも、衣類をカビから守るためにはこまめな掃除は欠かせません。
ただ、毎回掃除するのは大変なので、カビ対策としては換気だけでも徹底しましょう。
毎日服を出し入れするクローゼットなら、朝のうちは扉を開けっ放しにして換気する、頻繁に使わないクローゼットは週末の掃除のタイミングで扉を開けておくなど、日頃の行動に組み合わせてみてはいかがでしょうか?
クローゼットをキレイに保って、お気に入りの服をもっと愛用してあげてください。