大掃除の時期になると、窓際の汚れが気になりだしますよね。特に「網戸」はふだんは掃除しない場所なだけに「どうやって掃除しようかな…」と悩んでしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、大掃除で簡単にできる網戸の掃除方法をご紹介します。1年の汚れをしっかりと落としてあげましょう。
網戸の大掃除では「時短」を意識して道具を工夫しよう
年末の忙しい時期の合間をぬって行う大掃除。数日間で家中をキレイにしないといけず、毎年苦労しているおうちも多いのではないでしょうか。
特に網戸や窓の掃除は外に出ての作業になるし、水を使うしで寒くて面倒に思いますよね。
しかし、そんな網戸掃除の面倒さを解消してくれるアイテムがあるんです。それが、普段のフローリング掃除に使っている『クイックルワイパー』などのペーパーモップ!
ペーパーモップを使うと、時間をかけずに網戸をキレイにすることができるんですよ。
網戸の大掃除|用意するもの
- 必須
- 『クイックルワイパー』などのペーパーモップ
- ペーパーモップのウェットタイプシート
- 掃除機
- あると便利
- 『激落ちくん』などのメラミンスポンジ
ペーパーモップとウェットシートを用意しましょう。ペーパーモップは柄が長すぎると力を入れにくくなるので、真ん中のパイプを抜き取って使うといいですよ。
メラミンスポンジはシートで取り切れなかった汚れをキレイに落とすのに使うので、とことんキレイにしたい人は用意しておくと安心です。
網戸の大掃除|詳しいやり方は?
網戸に付いている汚れは、排気ガスやホコリなどが混じり合ってできたものなので、落とすのはそれほどむずかしくありません。
次の手順でサッとキレイにできますよ。
① ワイパーで上から下へ拭く
まずは汚れの少ない室内側から拭き掃除を始める。
ペーパーモップを網戸の端に当て、上から下へ拭く。ひと拭きで汚れを絡め取ってくれる。
② シートが汚れたら交換する
ウェットシートは汚れを絡め取る力が強いので、汚れた網戸ではひと拭きでもシートが真っ黒に。黒いまま使っていると汚れ落ちが悪くなったり、ゴミがこぼれてきたりと後々面倒です。
新しいシートに交換しながらテキパキと進めるのがポイントですよ。
③ 落ちたゴミを掃除機で取る
ウェットシートでこすり洗いすると、網戸にたまったホコリが塊になってサッシやフローリングに落ちるので、掃除機やほうきなどで取り除いて完了。
網戸の大掃除|黒ずみをピカピカにしたいときは?
網戸の目立つ汚れはウェットシートを使えばキレイにできますが、何年も放置していた場合は黒ずみがなかなかとれないこともあります。
そんな積もった汚れまでピカピカにしたいときは、『激落ちくん』などのメラミンスポンジを使いましょう。メラミンスポンジは研磨作用を持っていて頑固な汚れでもスッキリ落としてくれます。
手頃な大きさに切ったものをいくつか用意し、水でスポンジをすすぎながら洗っていきます。洗剤を使わなくても白くキレイになりますよ。
網戸の大掃除|専用グッズで快適に!
ウェットシートは汚れ落ちはいいですが、床のゴミを集めるためにつくられているのですぐに真っ黒になって多くのシートを消費するのが難点ではあります。
大掃除の手間を省くなら、専用のアイテムを活用するともっと手軽にできるようになります。
『網戸ワイパー』(ジョンソン)
網戸掃除用のワイパーで、クイックルワイパーと同じように使えるアイテム。
網戸に当たる面には特殊なブラシがつけられていて、網目に詰まった汚れでもスッキリとってくれます。とった汚れはウェットシートに絡め取られるのでひと拭きで汚れがキレイになります。
『アミライト』(金鳥)
網戸用のスプレー洗剤も販売されています。アミライトの使い方は網戸にスプレーして水で流すだけととっても簡単。泡の力で汚れを浮かして、こする労力をかけずにキレイにできます。周囲を気にせず水が使える戸建てのおうちにおすすめです。
『取替え式あみ戸びっクリーン』(Seiei)
特殊な繊維を使ったブラシで、水だけで網戸の汚れをかきだせるアイテムです。サッシのすき間にも入る細身のブラシなのでらくらく掃除できますよ。
網戸を大掃除したあとは?
網戸の大掃除が終わったら、できればもうひと手間かけて網戸のまわりまでキレイにしたいところ。
特に網戸の掃除あとはサッシに汚れがこぼれ落ちていることも。付いてすぐなら汚れはすぐに落とせます。ここもメラミンスポンジでサッと拭き取れば終わりです。
窓の掃除もできれば完璧ですが、とりあえずはこれだけでもキレイになりますよ。
網戸の大掃除はできるだけ時短で!
網戸の大掃除は床用のシートさえあれば簡単に汚れを落とせます。短い時間なら寒さに震えることもありませんね。
できるだけ時間をかけずに終わらせて、別の部屋の掃除や年越しの準備に時間が回せるといいですね。