1年に1度の大掃除。普段しないぶん、意気込んでいろいろなところをくまなく掃除したいと考えている人も多いのではないでしょうか。そんなときはチェックリストを作って順番に終わらせていくのがおすすめです。

今回は、リストの作り方や活用法など、年末の大掃除に向けたチェックリストの活かし方をまとめてご紹介します。

大掃除にはチェックリストが必要なの?

?はてなと矢印

年末の大掃除は通常の掃除とは違って、「日頃掃除しない場所」を含めて、おうち全体をキレイにするものです。

いつもの掃除の範囲にくわえて、「なかなか触らない場所」が掃除の対象になるので、リストを書き出して掃除し忘れを防ぐことが大切なんです。

具体的には

● 照明器具や棚のうえなど高い場所
● 天井や壁
● カーテンやブラインド
● ベランダ
● ドアや表札、玄関のたたき
● いるモノといらないモノの整理
● ワックスがけ
● 家電製品のメンテナンス

などがあり、普段触れないからこそ忘れずに掃除したい場所ばかり。

また、掃除に使う道具類も多くなるので、道具のチェックリストもあれば掃除を始めたときに「あの洗剤がない!」といううっかりを防ぐことにもつながりますね。

大掃除チェックリストの作り方は?

チェック リスト

それでは、さっそく次の2つの大掃除のチェックリストを考えてみましょう。

① 掃除する場所リスト
② 用意するものリスト

次の手順で①と②のリストをつくっていきます。

部屋をまわって掃除の量、汚れ具合を確認

まずはメモを用意して部屋をまわり、掃除の分量を把握する。合わせて汚れ具合もチェックする。

① 掃除する場所リストを作成する

部屋をリストに書き出し、大掃除をどこからすすめるか順番を決める。

② 用意するものリストを作成する

汚れの度合いや掃除する場所にあわせて掃除道具を用意する。

大掃除

準備が整ったら、いざ大掃除。順番に終わらせてチェックをつける。

掃除する場所を確認し、そこで使う掃除道具を書き出していく、という順番で考えるのが重要です。こうすることでムダなものを買わずにすみますよ。

大掃除チェックリスト「① 掃除する場所リスト」の作り方は?

屋根裏 子供 部屋

掃除する場所のリストは、まず家をぐるっとまわりながら考えて書き出します。2階の奥から「掃除する部屋→目立つ汚れ・注意する場所」の順で1つ1つメモします。

リストは「掃除する部屋」「目立つ汚れ・注意する場所」の2つが分かればOKです。掃除当日はその部屋にいって、汚れ・注意点を1つずつキレイにしていけば終わります。

もし何日間かに分けて掃除をする場合は、どこをいつするか「日付」と「担当」を割り振れるようになっていれば完璧です。

チェックリストに書き出しておけば、毎年どんな部分に注意しているか知識を溜め込めますよ。翌年の参考になりますね。

大掃除チェックリスト「② 用意するものリスト」の作り方は?

掃除道具

部屋や汚れを確認したところで、それに合わせて掃除グッズを用意していきます。

基本は以下の7つの道具があれば十分です。

① 雑巾
② スポンジ
③ ブラシ
④ 掃除機
⑤ ハンディモップ
⑥ ペーパーモップ
⑦ 手袋とマスク

これに加えて、洗濯槽用の洗剤、カビ取りハイター、漂白剤などの汚れごとに洗剤などを追加で用意しましょう。

大掃除のチェックリストを作るときの注意点は?

チェックリストはちゃんと作るに越したことはありませんが、同時に「完璧を求めすぎない」ことも大切。

キレイにしようという意識が強いあまり項目を細かくしてリストをつくろうと思うと、つくるだけで疲れて本来やるべき掃除に手が回らないなんてことになったら本末転倒です。時間をかけすぎないで一度つくり、たりなかった部分は翌年に付け足すくらいの気持ちで取り組んでみてください。

家族の力も借りながら、意気込みすぎずに大掃除してみてくださいね。

大掃除チェックリストをつくって気分良く年越しを!

年末の大掃除はただでさえ忙しい時期なのに、掃除の途中で「◯◯を忘れてた…」「☓☓を買ってなかった…!」なんてことがあると手間がかかります。

あらかじめ全体を確認し、予定を組むひと手間があとあとのムダをはぶいてくれます。

ただ、意気込みすぎるのも疲れるので適度に力を抜くのも忘れずに。サッと終わらせてキレイなおうちで年を越しましょう。