パソコンのキーボードって掃除したことはありますか?キーボードは手で触れるものなので、想像している以上に不衛生なんですよ。毎日のように触るものだからこそ、キレイにしておきたいところ。
そこで今回は、キーボードの掃除方法がわからないという人のために、分解しないでできる掃除方法についてご説明します。
キーボードの掃除は分解しないとできない?
デスクトップのキーボードはホコリや髪の毛、食べこぼし、手垢などで汚れやすいですが、実は分解してまで掃除が必要になることはほとんどありません。
分解する必要があるのは、以下の場合。
● キーボードのすき間に入った汚れがどうしても気になる
でも、慣れていないと壊してしまうこともあるので、無理は禁物です。ここでは、キーボードを分解せずに簡単に掃除する方法をご紹介します。
キーボードの掃除に使う道具は?
- 必須
- アルコール除菌スプレー
- ハンディモップ
- 雑巾(いらない布)
- 綿棒
- あると便利
- エアダスター
- 除菌ができるウェットティッシュ
キーボードの表面を掃除するのはそれほど大変ではありませんが、すき間に入りこんだホコリなどを吸い取るのが大変ですね。ホコリを絡めとれるハンディモップがあると便利ですよ。
また、キーボードの表面は雑菌が繁殖して不衛生なので、アルコール除菌スプレーか除菌ができるウェットシートを用意しましょう。
パソコンのキーボードを掃除する方法は?
パソコンは精密機器なので掃除するときにどうしても慎重になってしまいますが、実はとても簡単ですよ。
電源を切る
キーボードを押して誤作動を起こさないように、掃除前には必ず電源を切る。
表面のホコリを落とす
キーボードの表面についたホコリはハンディモップで吸い取る。軽くかけるだけでキレイになる。
キーボードの手垢を拭き取る
アルコール除菌スプレーを吹きつけた雑巾でキーボード全体の手垢を拭き取る。除菌ができるウェットティッシュだと拭きやすい。
キーボードのすき間を綿棒でこする
アルコール除菌スプレーを染み込ませた綿棒で、キーボードボタン同士のすき間をなぞってキレイにすれば完璧。
キーボードの奥に入り込んでしまったホコリなどは、モップではなくエアダスターというスプレーを使う方法もあります。100均で手に入るので活用してください。
キーボード掃除に便利なグッズはあるの?スライムは使える?
面倒なキーボードの掃除に使える便利なグッズはたくさん販売されています。パソコンのそばに置いておけば、気づいたときにすぐ掃除ができて便利ですよ。
『サイバークリーン』(アイリスオーヤマ)
キーボードについたホコリなどを絡め取ってくれるゲル状のグッズです。スライムなどと呼ばれることもあります。感触が気持ちよくペタペタと楽しく掃除ができますよ。
『コンパクトブラシ』(ELECOM)
ブラシ部分が収納できる持ち運びに便利なブラシです。パッと見は掃除道具とは思えないので、パソコンのそばに置いていても気になりませんよ。
『エアダスター ECO』(エレコム)
ホコリを落とすのに定番の商品『エアダスター』は、名前の通り空気のちからでホコリを飛ばす商品です。細かい部分もスッキリきれいになります。
『リビガク スージー 乾電池式卓上そうじ機』(ソニック)
単三電池2本で動く卓上掃除機。コンパクトなボディですが、しっかりゴミを吸い取る力があります。消しカスなども吸えるので机に1つあると便利ですよ。
自分でキーボードを分解してキレイにしたい場合は?
『キーボードメンテナンス用キーキャップ引き抜き工具』(FILCO)
もしキーボードを自分で分解して徹底的に掃除したいときは、キーボードのボタンを外す専用の道具の購入をおすすめします。先端のツメをボタンに引っかけて抜くだけで簡単に取れますよ。
ノートパソコンのようにボタンが薄いキーボードは、つまようじなどでボタンのヘリを持ち上げると開けられます。あとは除菌タイプのウェットティッシュなどで掃除するだけ。
無理に引っ張ると壊す可能性があったり、取ったボタンを無くしたりするリスクもあることは覚えておきましょう。
キーボードは定期的な掃除をして手入れを
キーボードは手で触れる場所なので、清潔にしておくことが大切です。汚れていると、パソコンを使ったあとに食事をして体調を崩した…なんてことも起こりかねません。
どうしてもキレイにしたいけど「でも不安…」という人は、專門業者にお願いするのもひとつの方法です。2000〜3000円ほどでキレイになりますよ。
健康を守る意味でもパソコンのキーボードは清潔にしておきましょう。