対面キッチンはリビングやダイニングの様子を見たり、家族との会話を楽しんだりしながら料理ができるのが素敵ですね。
一方で困るのが「収納」。カウンターの上にモノを並べていくとどんどんと散らかってしまい悩んでいるママも多いと思います。そこで今回は対面式のキッチンの収納のポイントをご紹介します。
対面キッチンの収納の基本は？
対面キッチンの収納は、壁付けのキッチンに比べて収納が少ない場合がほとんどで、キッチンツールや調理道具などの置き場に悩みますね。
とりあえずの置き場としてカウンター上の作業スペースにモノを並べてしまいがちですが、実はこれが散らかる原因。
こだわりの対面キッチンをスッキリきれいに使うためには、少ない収納のなかでもしっかりと「定位置を作ること」が大切です。
収納スペースを有効活用し、どのアイテムにも指定席を用意してあげると片付けがグッと楽になりますよ。
対面キッチンの収納方法は？
ここではより具体的に、対面キッチンをスッキリ見せる収納方法を「カウンター上」と「引き出し」の2つのスペースに分けてご紹介します。
カウンター上
カウンターを使いやすく保つには「極力モノを置かない」のがポイントです。
調理中に手が届く高さなので、カウンターの上に「とりあえず…」とどんどんモノを置くと散らかるので注意。
食事で使うコップやよく使う調味料など、カウンターに置いた方が便利なもの以外は置かないように心がけましょう。
カウンターがスッキリしているとキッチン全体が整って見えますし、料理の受け渡しも楽にできますよ。
引き出し
キッチンツールや食器などは引き出し収納を有効活用して、「隠す収納」にするといいですよ。
収納は「使う頻度」で決めていきます。おたまや菜箸などのキッチンツールは、手をのばしやすいコンロ周りや手元の引き出しに入れましょう。100均などで売られている仕切りを使うとよりキレイにしまえます。
対面キッチンは収納スペースが少ないので、カウンター（作業台）の近くに調理道具をまとめて収納し、食器などは食器棚にしまうのを徹底すれば使い分けがはっきりしてキッチンが快適になりますよ。
対面キッチンの収納術！おしゃれにするにはどうする？
対面キッチンはリビングやダイニングともつながっている場所なので、おしゃれに見せたいですよね。
そこで活躍するのが「見せる収納」です。隠す収納で雑多になるのを抑えたうえで、いくつかこだわりのアイテムを並べるとメリハリがついておしゃれに見えます。
たとえば、ちょっとした入れ物をガラス瓶などで統一するとインテリアのアクセントになります。
対面キッチンで使える収納アイテムは？
対面キッチンは市販のアイテムを使えば収納スペースを増やせます。カウンターにおいてもインテリアや作業のじゃまにならないものを取り入れてみてくださいね。
『レンジフード調味料ラック』（山崎実業）
レンジフードに引っ掛けるだけで壁面収納がつくれるアイテムです。キッチンツールや調味料などを空中に収納できるので掃除がしやすくなりますよ。
『メリー コップホルダー』（蝶プラ工業）
カウンターにはちょっと水を飲むコップを収納しておきたいですよね。このホルダーはガラスのように透明感があるので、インテリアとしてもキレイですよ。
『カウンター上収納』（ぼん家具）
カウンターに置ける小型の収納ラックです。2段構造で上の段はよく使うカップ類、下の段にはお箸やスプーンなどを収納しておくと使いやすいですよ。
覚えておきたい
対面キッチンの下にはどう収納したらいい？
ここまではキッチン側の収納をご紹介しましたが、対面キッチンではカウンター下も収納としてうまく機能させたいところですね。
リビング・ダイニングに面したカウンター下の収納スペースは、リビング雑貨と食事道具がゴチャゴチャしがち。スペースを区切ってリビングのものとキッチンのものを分けて収納しましょう。
毎回の食事で使う箸やお茶碗などを置いて、支度のときに手伝ってもらいやすくすると、ママの負担を軽くできますよ。
対面キッチンの収納を改善すればおうちがキレイに見える
対面キッチンは収納のスペースが限られていてキレイな状態を保つのがむずかしいですね。
ポイントはカウンターのスペースにできるだけモノを置かないことです。
紹介したアイデアやアイテムを参考におうちの間取りに合わせて取り入れてみてくださいね。
