オープンキッチンなどに備え付けのキッチンカウンターは収納場所として重宝しますね。ただ、何をどうしまっていいかわからず、うまく使いこなせていない人も多いのではないでしょうか。「どうせ飾るならできるだけおしゃれにしたい…!」という人もいると思います。

今回はそんなキッチンカウンターを上手に活かした収納術をご紹介します。どうすればおしゃれに見せられるのか、飾り方の参考にしてくださいね。

キッチンカウンターの収納にはどんな特徴がある?

キッチンカウンター 収納

キッチンカウンターは、オープンキッチン(対面キッチン)などでダイニングやリビングに面したところにあります。

そのため、「キッチンの延長としての収納」と「リビング・ダイニングの収納」、2つの機能を持ち合わせています。つまり、どちらのモノを収納してもかまいません。

メインとなるカウンター下の収納スペースは、扉がある場合とない場合があり、それぞれの特徴を活かした収納にしてあげるとうまく活用できますよ。

キッチンカウンターに収納するのは何がいい?

キッチン収納

先ほど紹介したとおり、2つの機能を持ち合わせているので、さまざまなモノが収納できます。ここでいくつか見てみましょう。

● 食器類
● たまにしか使わない家電
● 子供のおもちゃ
● 文房具
● 本や雑誌
● パソコンやプリンター

キッチンに収納スペースがたりないなら「キッチンの延長」ととらえて食器やキッチン家電などを収納します。その場合は、できるだけ「使用頻度の少ないモノ」を並べるといいですよ。

「リビング・ダイニングの収納」ととらえた場合は何でもしまえます。リビングやダイニングはもともと収納が少ない空間でもあるので、このキッチンカウンターを活用すると便利です。

家族1人1人に割り当てた段を用意し、そこにモノを置くように徹底すれば、あちこちにモノを置いて散らかることもありませんよ。

キッチンカウンターの収納をおしゃれにするアイデアは?

本棚 ソファ リビング

キッチンカウンターはムダなく機能的に収納するのがおすすめです。ただ、扉なしの棚だけの収納スペースなら、おしゃれに「見せる収納」にするのもといいですね。どうやったらキレイに見えるかアイデアをいくつかご紹介します。

部屋とトーンを統一する

見せる収納にするなら、置くモノはできるだけ部屋全体のトーンと合ったものを並べると、統一感がでておしゃれに見えますよ。

詰め込みすぎない

せっかく見せる収納にしても、モノを並べすぎるとごちゃっとした印象になってしまいます。適度に間引いて並べるものを絞るとメリハリがついておしゃれに見えます。

植物を飾る

植物を飾るだけで、部屋に緑が増えて全体がキレイな印象になります。観葉植物なら、それほど世話に手間がかからないのでおすすめですよ。100均のフェイクグリーンなどでもOK。

キッチンカウンター収納におすすめのグッズはある?

キッチンカウンターの収納は扉がなくてどうしても見せる収納にするしかない場合でも、ボックスなどに入れるだけでまとまりができてスッキリします。

『どこでも収納ボックス(3個セット)』(山善)

前・左・右の三方向に取っ手がついたボックス収納で、組み立てもかんたん。モノをまとめて入れて棚に入れるだけで、スッキリ隠せます。

『プロフィックス せいとんボックス』(天馬)

ボックスのなかに小分けの仕切りがついたボックスです。文房具や薬品などリビングに置きたいものをひとまとめに入れられます。

『A4ファイルボックス』(ライクイット)

書類のほか、お皿なども立てて収納できるファイルボックスは、棚に並べるだけでまとまってキレイに見えますよ。

『バスケット カラー編み』(アイリスオーヤマ)

浅型のバスケットで、一番の特徴はカラーバリエーション。ピンク、グリーン、パープルなど全6色から選べるので部屋の雰囲気に合わせて選べます。アクセントにもなりそうですね。

覚えておきたい

エコなわざあり

キッチンカウンター上も収納スペースになる?

キッチンの背面収納

キッチンカウンター上は、調理の作業台とつながっていたり、たんにカウンターだけだったり形状はさまざまです。

手が届くちょうどいい高さなので、ついついモノを乗せてしまう人も多いのではないでしょうか。ただ、基本的には何も置かずにスッキリさせた方が好印象です。あえて収納スペースにする必要はありません。

何かモノを置く場合は、デザインを重視したおしゃれなグッズで「見せる収納」にすると調和がとれます。雑然とモノを置くだけだと散らかった印象になるので気をつけてくださいね。

キッチンカウンターの収納でキッチンもリビングも快適に

キッチン カウンター 調味料 

キッチンカウンターはたくさん収納ができる反面、人の目につきやすい場所でもあります。どう使うかを考えながら「見せる収納」と「隠す収納」を使い分けてスッキリ収納してあげましょう。

うまく活用できれば、キッチンやリビングのモノが減り、おうち全体がキレイに整った印象になりますよ。来客も好印象を受けること間違いなしです。