リビングやダイニング、クローゼットなど、おうちのなかの収納スペースをおしゃれに変えたい!と思うママは多いと思います。ただ、モノが多いとどうしてもごちゃっと見えてしまうので、雑誌などを見ながら試行錯誤している人も多いのではないでしょうか。
ここでは、簡単に取り入れられるおしゃれな収納のコツをご紹介します。基本の考え方を知るだけで今よりぐっとおしゃれに見せられますよ。
おしゃれな収納をするポイントって?
多くの人は収納をおしゃれにしようと考えると、ついアイテムにこだわったり、どう見せるかを工夫したりしがちです。
しかし、収納をおしゃれにするときは本来「隠す」と「見せる」を使い分けることがとても重要。「見せ方」ばかりを考えていると、かえって雑然とした印象になって逆効果になるんですよ。
おしゃれな収納ではむしろ「隠す収納」をベースに、適度に「見せる収納」を取り入れるのがポイントです。
おしゃれな収納は「隠す収納」から
おしゃれな収納の基本となる「隠す収納」は、あらゆるものを「箱」にしまえばOKです。
こまごまとして散らかりやすくインテリアのじゃまになるアイテムは、ジャンル分けしながら箱に入れましょう。箱が目隠しとなって雑多な印象を与えず、整理されて見えますよ。
この隠す収納もおしゃれに見せるポイントは、「箱を統一する」ことです。100均などには大小いろいろなサイズの収納ボックスが販売されています。たくさん買っても負担が小さくすみますよ。
見た目がキレイな上に、ホコリもよけられて掃除もしやすくなります。
おしゃれな収納で「見せる収納」を取り入れるには?
隠す収納で表に出ている物を極力減らしたら、見せる収納でアクセントをつけていきましょう。
見せる収納のポイントは、「並べすぎない」「色を統一する」ことです。モノが多いと目に入ってくる情報が多すぎて、どうしてもごたついた印象になってしまいます。
「棚は1段に◯個まで」「壁は1面に☓個まで」「部屋全体で色は△色まで」などとルールを決めると、統一感が出てキレイに見えます。
たとえば「隠す収納」を1色でそろえて、「見せる収納」で差し色として植物の緑などを組み合わせるとおしゃれに見えます。
収納をおしゃれに変えるアイテムは?
「隠す収納」と「見せる収納」をうまく活用するために、お気に入りの収納グッズを取り入れると気分もあがって楽しく取り組めますよ。いくつかアイテムをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
『バンカーズボックス』(フェローズ)
隠す収納におすすめなのが、この「バンカーズボックス」。ダンボール製ですが、かなり丈夫にできていて30kgまでの重みに耐えられます。棚がない部屋でも積み上げるだけで収納量とおしゃれさを手に入れられます。
『Mold Shape ガラスキャニスター』(WECK)
雑多になりがちな文房具などの小物アイテムを立てて収納するのにはガラス製のビンが便利。よく使うアイテムは棚に置いて飾るように収納するとインテリアとして楽しめますよ。
『壁掛け飾り棚』(ドウシシャ)
空中にディスプレイスペースをつくれるアイテムも販売されています。インテリア性の高い雑貨類やグリーンなどを置くとおしゃれに見えます。
覚えておきたい
収納をおしゃれに整えるには余白が大事
どうしても収納場所に収まらない…うまくおしゃれに見せられない…と悩んでいる人は、そもそもモノが多すぎるのが原因かもしれません。
おしゃれな収納にするにはモノの整理が不可欠です。
生活を振り返りながら「1年以上使っていないもの」「代用品でまかなえるもの」などの基準から整理・処分を進めてくださいね。
モノを減らして収納できる量の8割以下までに抑えられると、余白が生まれてスッキリとおしゃれに見えますよ。
おしゃれな収納を保つコツは?
おしゃれな収納はつくって終わりではありません。お部屋をお気に入りの姿にできても、おしゃれなままに維持しないと意味がありませんね。
キレイをキープするには、収納する場所が家族の誰にでもよく分かるように工夫してあげましょう。
箱には「常備薬」「文房具」などと、その箱に何をいれるのかわかりやすく目印をつけて、マスキングテープでラベルを貼ったり、タグをつけたりするとおしゃれに見えますよ。
定位置の決まった収納なら片付けもスムーズになりますね。
おしゃれな収納で暮らしをもっと生き生きと
「おしゃれな収納」は憧れてはいるものの、いざおうちに取り入れようと思うとむずかしいものですね。
雑誌などに載っているアイデアを参考にするのもいいですが、基本的な考え方を身につけておくことも大切。間取りや暮らしに合わせて工夫すると使い勝手が良くなります。
日々の暮らしをもっと生き生きと過ごせるようになりますよ。