バッグやカバンを使うとき気をつけたいのが「型崩れ」。一度歪んでしまうとあとが残って寿命を縮めてしまうこともあるので、できるだけ防いでおきたいですね。
そこで今回はバッグやカバンの型崩れを防止する方法や保管するときのコツ、崩れてしまったときの直し方についてもご紹介します。
バッグやカバンが型崩れするのはなぜ?
バッグやカバンが型崩れを起こすのは、「使い方」と「保管の仕方」のそれぞれに原因があります。
① バッグやカバンが型崩れする使い方は?
バッグやカバンの容量を超える大きさや重さのものを入れていると、底がたわんだり、表面にシワができたりと型崩れを引き起こします。
たくさんモノをつめこんでしまわないように、モノの量を調整してください。どうしてもたくさんのモノを持ち運びたいときは大きめのカバンを使うなどで対処しましょう。
② バッグやカバンが型崩れする保管の仕方は?
モノを入れっぱなしで放置したり、モノを出しても無造作に片付けたりすると、変にシワができます。
おうちに帰ったらなかのモノを出し、厚紙を入れたり、支えを使ったりしてへたらないようにしてあげてください。
バッグやカバンの型崩れを防ぐには?
バッグやカバンの型崩れを防ぐには、保管しているときの工夫がとっても重要。バッグやカバンは使っていないときのほうが長く、そのときの状態が癖づいてしまうからなんです。
型崩れを防ぐ保管方法としては次のような方法があるので、ぜひ参考にしてください。
S字フックでハンガーラックに吊るす
バッグやカバンは吊るして収納すると型崩れしにくくなります。S字フックでハンガーラックに吊るしてあげましょう。
できるだけコンパクトになるように、90度にひねられたS字フックか、2つのS字フックを組み合わせて横向きにして収納するとかさばりません。
棚や引き出しに立てて保管する
バッグやカバンがへたらないように、ブックエンドなどで支えて立てる収納にしましょう。ブックエンドの幅を狭めれば少しかたいカバンなら立ちますよ。
やわらかい素材のカバンなら、厚紙や布、紙などをなかにつめておくといいですね。
バッグやカバンの型崩れを防ぐ便利なアイテムは?
バッグやカバンの収納を簡単にできる便利なアイテムも市販されています。専用の収納アイテムなら保管中の型崩れもしにくくなりますよ。
『パッと見えるバッグ収納ラック』(アイメディア )
ハンガーラックにかけて収納できるタイプのラックです。5段が縦に重なるので大きなものでも楽々収納できます。メッシュ素材で通気性にすぐれているので、バッグの素材が傷みにくいのもポイント。
『バッグ ハンガーフック』(ananko)
バッグの持ち手で吊るすタイプのハンガーです。吊るす収納で型崩れを防げる上、コンパクトに収納できます。
バッグやカバンの型崩れの直し方は?
どんなに使い方や保管方法に気を使っていても、バッグやカバンが型崩れを起こすことはあります。
そんなときは、新聞紙やTシャツなどの布をなかにつめて形を整えてあげましょう。このままで数日放置しておくと、変についたシワが取れて型崩れが直ります。
革製ならクリームなどを塗り込んでやわらかくすると、シワが戻りやすくなりますよ。
どうしても直らない型崩れは自分でどうにかしようとせず、修理専門店に相談してください。お金はかかりますが、新品同様のキレイな姿になって帰ってきてくれますよ。
バッグやカバンの型崩れを防ぐには普段の手入れが大切
バッグやカバンが長持ちするかどうかは、普段の使い方が大きく影響します。
大切に使っていればそれだけ長持ちしますし、ぞんざいに扱えば型崩れを起こしたり傷んだりすることにつながります。
普段使っていて雨に濡れたら水滴を拭き取りきちんと乾かす、汚れたら軽く拭いてあげるなどなど、気になったときにきちんとケアしてあげましょう。
そして、おうちに帰ったらカバンやバッグもしっかりと休ませてあげることが型崩れを防ぐのには大切ですよ。