ストレートステッチは、刺繍の基本的な技法のひとつ。やり方はとてもシンプルですが、いろいろなデザインの刺繍に使えるステッチです。
刺繍を始めたら、ぜひ覚えておきましょう。今回は、ストレートステッチのやり方やコツをご紹介します。
ストレートステッチとは？
ストレートステッチは、1針で1本の真っ直ぐな線を刺すステッチです。針目が長くなるものより、小さめの図案に向いています。
とてもシンプルなステッチですが、針目の長さや向き、組み合わせ次第で、ラインや円、装飾などいろいろな刺繍ができるのが特徴です。丸く放射状に刺したものは、サウザンドフラワー・ステッチとも呼ばれます。
ストレートステッチで、ぜひいろいろなデザインの刺繍を楽しんでみてくださいね。
それでは、ストレートステッチのやり方をご紹介します。
ストレートステッチのやり方｜基本の手順は？
ストレートステッチは1針で1本の直線を刺すステッチですが、実は面を埋めることもできます。ストレートステッチで「線を刺すやり方」と「面を埋めるやり方」の2通りをご紹介していきますね。
①線を刺すやり方
刺しはじめは、布裏で玉結びをしましょう。
図案の端から針を出し、真っ直ぐもう一方の端に針を入れます。
次に刺したいところから針を出し、真っ直ぐもう一方の端に針を入れましょう。
放射状に刺す場合など、カーブは右端から左へ刺し進めていきます。
ここからは繰り返しです。刺したい図案に合わせて、真っ直ぐに1針ずつ刺していきましょう。
刺しおわりは、布裏で玉留めをして完成です。
②面を埋めるやり方
線を刺すときと同様のやり方で、図案を埋めていきましょう。
針目の長さをそろえずランダムにすることで、自然な仕上がりになりますよ。
ストレートステッチのやり方｜コツは？
ストレートステッチを刺すときは、糸がばらけないようにしましょう。仕上がりがキレイになりますよ。
ストレートステッチを覚えて刺繍を楽しもう
ストレートステッチは刺繍の基本的なステッチのひとつです。
組み合わせ次第で、いろいろなデザインの刺繍ができます。やり方はシンプルなので、ぜひ覚えて刺繍を楽しんでくださいね。
