ブランケットやアップリケの縁かがりに使われる「ブランケットステッチ」。刺繍の基本的なステッチのひとつです。
刺し方はとても簡単なので、ぜひ覚えておきましょう。今回は、ブランケットステッチのやり方や注意点について、ご紹介します。
ブランケットステッチとは?
ブランケットステッチは、その名のとおりブランケットやアップリケの縁かがりでよく見るステッチです。
針目の間隔を狭くするとボタンホールにもなるので、「ボタンホールステッチ」とも呼ばれます。
刺し方は簡単なので、やり方を覚えてさらに刺繍を楽しんでくださいね。
ブランケットステッチのやり方|①直線の縫い方
続いて、ブランケットステッチの「刺しはじめと刺しおわり」「直線を刺す」「円形に刺す」3通りのやり方をご紹介します。
まずは直線の縫い方です。
- 刺しはじめは玉結び裏から表に針を刺す
- 糸を進行方向(左右どちらか)に流す針を出したら進行方向の斜め下に針を入れて真上に出す
- 糸をかけて引き抜く糸を引き抜けば1目が完成
- 2〜3を繰り返す直線の長さ分だけ2〜3を繰り替えす
- 裏で玉留め最後は玉止めをして完成
ブランケットステッチのやり方|③円形の縫い方
円形に刺す場合も、基本的な手順は同じです。
- 刺しはじめは玉結び裏から表に針を刺す
- 中心から円を描くように針を刺す針を中心の同じ位置に入れて刺す
- 糸をかけて引き抜く糸を引き抜けば1目が完成
- 2〜3を繰り返す直線の長さ分だけ2〜3を繰り替えす
- 裏で玉留め角が見えるように糸をまたいで外側に入れて玉止めをして完成
ブランケットステッチの注意点は?
糸をかけて引き抜くとき、力を入れすぎないようにしましょう。
また、針目がバラバラにならないように等間隔に刺してくださいね。
針を出し入れする高さも、それぞれ揃っているとキレイに見えますよ。
ブランケットステッチを覚えて刺繍を楽しもう
ブランケットステッチは、基本的なステッチのひとつです。アップリケやフェルトなどの縁かがりにも使えるので、やり方を覚えていろいろな刺繍を楽しみましょう。