裾上げは、ミシンでできると早くキレイに仕上がります。むずかしそうなイメージがありますが、手順を覚えれば簡単にできますよ。
そこで今回は、ミシンを使った裾上げのやり方と注意点をご紹介します。
ミシンを使った裾上げの種類
ミシンを使った裾上げは、デニムなどのカジュアルな洋服にぴったりな「ステッチ仕上げ」が基本。
種類によっては、専用の押さえを用意すれば、やわらかい布やスーツなどをまつり縫いできるものもありますよ。
ミシンを使った裾上げの手順
ここではカジュアルな仕上がりになる「ステッチ仕上げ」の手順をご紹介します。
まずは裾上げしたい長さを決めて、チャコペンで印をつけます。
ステッチ仕上げは三つ折りにしてミシンをかけるので、縫い代分の生地を残してカットしましょう。
それから三つ折りにしてアイロンをかけ、まち針で止めます。しつけ縫いをしてもいいですよ。
ズボンの内側からミシンの針を入れ、1周ぐるりと縫い進めます。
縫い終わりのとき、縫い始めから3cmほど重ねて縫っておくと、返し縫しをしなくても丈夫に仕上がりますよ。
ミシンを使った裾上げの注意点
デニムなどの厚手の生地を縫うときは、厚地用の針と糸を使用しましょう。
また、分厚い部分は針が折れる可能性があるので、とくにゆっくりとミシンをすすめるのが大切です。
電動ではなく、はずみ車を手で回して縫うのが安心ですよ。
ミシンを使って裾上げをしよう
ミシンを使った裾上げは、丈夫で早くキレイに仕上がりますよ。厚みのある生地を縫うときは注意しながら、ぜひやってみてくださいね。
