スボンやスカートの裾上げをアイロンでサッとできる「裾上げテープ」。裁縫が苦手でも簡単に使えておすすめですよ。

そこで今回は、裾上げテープの使い方と注意点をご紹介します。しっかり貼り付けるためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。

裾上げテープとは?

裾上げ ズボン

「裾上げテープ」とは、ズボンやスカートの裾上げに使う接着剤のついたテープのこと。アイロンでつけられるので、手縫いやミシンを使うよりも早く簡単に裾上げができますよ。

裾上げテープには大きく分けて「片面接着」と「両面接着」の2タイプあります。

「片面接着」のテープは、裾上げする生地を折り返し、テープが見えた状態で貼り付けます。位置が確認しやすいので、初心者にも使いやすいですよ。耐久性が高いのもポイントです。

「両面接着」のテープは、裾上げで折り返した生地の間に挟んで接着します。裾上げテープが見えず仕上がりがキレイなのが特徴です。

ほかにも薄地用や厚地用、伸縮性のある生地用などいろいろな種類があるので、生地に合わせて選んでくださいね。

裾上げテープの使い方は?

ズボン 裾

片面接着も両面接着テープも基本的には同じやり方でつけます。

片面接着のテープは折り返した布部分に、両面接着の裾上げテープは折り返した布と布の間に貼りましょう。

アイロンは140〜160℃に設定しておき、裾はどれだけ上げるか長さを測っておきます。

裾上げテープはアイロンをあてると縮むので、裾上げ部分の長さより2cmほど長めにカットしましょう。

一度テープを外して水に浸し、軽く絞ったら、接着面を下にして元の位置へ置きます。

あて布をして20〜30秒ほどアイロンを押しあて、軽く浮かせてずらし繰り返しましょう。アイロンは滑らせないように注意してくださいね。

裾上げテープの注意点

裾上げテープを使うときは、裾上げする衣類の洗濯表示を必ず見るのが大切です。

アイロンが使えない衣類の場合は、裾上げテープを使えません。裾上げテープを購入する前に確認しておいてくださいね。

裾上げテープが使えない場合は、手縫いやミシンで仕上げましょう。

裾上げテープを使ってキレイに裾上げをしよう

デニム・ジーンズの裾

裾上げテープは、裁縫が苦手でも簡単に裾上げができます。時間がないときも活躍するので、ぜひ使ってみてくださいね。