ズボンの裾が長い場合、自分で手直しができたら助かりますよね。しかし難しそうなイメージがあり、なかなか挑戦できないなんてことも。
裾上げはやり方を覚えれば初心者でも簡単にできますよ。
そこで今回は、ズボンの裾上げのやり方をご紹介します。
ズボンの裾上げにはどんな種類がある?
ズボンの裾上げには、手縫いとミシンのやり方があります。
「普通まつり」「千鳥がけ」「三つ折り縫い」の3種類がおすすめです。
やり方によって仕上がりが変わるので、イメージにあったものを選ぶといいですよ。
裾上げの縫い方の種類は?
① 普通まつり
手縫いで一番馴染みのあるまつり縫い。
三つ折りにした山折の内側から針を通したら、表の布を1〜2mmほどすくいい上げて縫い進めていきます。しっかりと止まるうえに、ほとんど表に糸が見えない仕上がりです。
② 千鳥がけ
二つ折りで行うやり方。縫い代に厚みを持たせたくない場合におすすめです。
ほつれやすい布の場合は、裾をロックミシンやジグザグミシンをかけておきます。
左から右に進めて縫えば完了です。普通まつり同様、表に糸が見えない仕上がりですよ。
③ 三つ折り縫い
表にステッチができる縫い方で、通常ミシンを使用します。
デニムなどのカジュアルな服にぴったりで、裾を丈夫に仕上げたいときにおすすめですよ。
ズボンの裾上げのやり方は?
ここからは裾上げの基本的なやり方をご紹介します。
仕上げたい長さのところに、チャコペンやまち針で印をつけ、縫い代部分を残してカットします。
印をつけたできあがりの部分を折り返してアイロンをかけます。三つ折りで仕上げる場合は裾を1cm折り返したところにもアイロンを当てましょう。
アイロンを当てた部分をまち針で固定します。薄く動きやすい布の場合はしつけ縫いをするとずれにくくなりますよ。
さいごに普通まつりなどで縫い、まち針やしつけ縫いを外したら完了です。
ズボンの裾上げをしてスッキリ履こう
ズボンの裾上げは、手縫いでもミシンでもできます。手直ししたいズボンにあった方法で裾上げをしましょう。縫い方で仕上がりも変わるので、ぜひ代表的な3種類のやり方を覚えておいてくださいね。