調理に欠かせないザルは頻繁に使いますが、困るのがその後片付け。網目に汚れが詰まりやすく、スポンジなどでこすってもなかなか落ちませんよね。

汚れがうまく落ちずに、そのままになっている人もいるのではないでしょうか。

今回は、ザルを簡単にキレイにする洗い方を詳しく説明します。

ザルが洗いにくい!汚れを放置するとどうなる?

さば缶 玉ねぎ さばと新玉ねぎの和風サラダ 新玉ねぎを水にさらす

ザルは茹で上がった麺や食材の水を切るのに使いますよね。食材のちょっとした置き場所にも使うので、調理中は頻繁に出番がありますよね。

しかしさまざまな場面で使う分、汚れやすいのも事実。そして水切りに重宝する網目状だからこそ、洗いにくくなっています。水をかけても通り抜けてしまい、スポンジで擦っても網の目の隙間まではあらえませんよね。

細かい網目に汚れが挟まったまま放置するとこびりついて落ちなくなり、そのままになっているというケースもよくあります。

こうなると雑菌が繁殖しやすくなるので、食材を置いておくザルが不衛生になってしまいますよ。

ザルの洗い方|網目を簡単に洗うコツは?

ワイヤーネット

ザルをしっかり洗うのであれば、タワシやキッチンブラシ、歯ブラシなどブラシ状のものを常備しましょう。ブラシの毛先が網目に入り込んで、こびりついた汚れもスッキリ落とせますよ。

ザルは次の手順で洗ってください。

ザルを流水ですすぐ

使い終わったらすぐに流水でザルの表面をすすぐ。大きな食材カスを洗い流す。

洗い桶にためた水に洗剤を溶かす

洗い桶に水を張り、規定量の食器用洗剤を溶かす。

ザルを浸してタワシやブラシで網目を洗う

網目や入り組んだ部分にブラシの毛先が入るように当てて洗う。

底の部分など細かい部分は歯ブラシでこする

タワシやキッチンブラシでは届かないような狭い場所は歯ブラシを使うとよい。

流水ですすぐ

洗剤が残らないように流水ですすぐ。

乾かす

水気を切り、風通しのよい場所で乾かす。つなぎ目などに水がたまりやすいので注意。

ザルの素材にもよりますが、一般的なステンレスのものであればゴシゴシ洗って問題ありません。竹製のザルなどはやわらかいので力を入れすぎないように注意しましょう。

ザルの汚れが落ちにくいときはつけおきが効く

中性洗剤 食器用 台所用

ザルは使い終わったらすぐ洗いましょう。汚れがこびりついていなければタワシなどでこするだけで十分キレイになります。

洗うのを忘れてしまって、食材カスなどが乾いてこびりついているときは食器用洗剤を溶かした水につけおきしてから洗いましょう。さきほどの洗い方と同じように洗い桶に水を張り、食器用洗剤を溶かします。そこにザルを浸したら、30分〜1時間は放置しましょう。

こびりついた食材のカスがゆるむので、あとはタワシやキッチンブラシでこすればキレイになります。

ザルは使ったらすぐ洗うを大切に

ザルは生のまま食べる食材を置いておくこともあるので、衛生面には気をつけたいですよね。

他の食器と同じようにスポンジだけで洗っていると網目に汚れが溜まって不衛生です。タワシやキッチンブラシを常備して、使ったら洗うことを心がけてください。

道具が揃っていればザルを洗うのも面倒ではなくなります。ぜひこの機会にザルを洗うためのタワシやキッチンブラシを用意しましょう。