カレーは手軽に作れて、おいしいですよね。子供も喜んでくれるので、頻繁につくるご家庭も多いはず。
しかし、カレーを作ったあとのお鍋を洗うのってイヤですよね。なかなか落ちないし、スポンジにカレーがべったりついて汚れてしまうし。
そこで今回はカレー鍋の上手な洗い方を紹介しますよ。
カレー鍋の洗い方は時間が立つほど難しくなる
カレー鍋の汚れは、ルウや油汚れのほか、じゃがいものデンプン、肉のタンパク質などがからみあっているので、落とすのがむずかしい汚れです。
しかも鍋で熱されるとこびりついてさらに落ちにくくなります。
時間が経てば経つほど、鍋の底や側面についたルウが固くなり、こすっても落ちなくなります。カレー鍋を上手に洗うには、できるだけ早く対処することが大切ですよ。
カレー鍋の洗い方|スポンジを汚さずに洗う4つの方法
カレー鍋は食器用洗剤をつけたスポンジでこすれば落ちない汚れではありません。しかし、すべてこするのは手間がかかりますし、スポンジも汚れてしまいますよね。
そこで次に紹介する方法なら、スポンジを汚さず、手間も少なくカレー鍋をキレイに洗えますよ。
キッチンペーパーや牛乳パックでこすりおとす
カレーをすべて取り分けたら、鍋がまだ温かいうちに汚れをこすり落とす方法です。使い捨てできるものがよいので、キッチンペーパーなど厚手のものを使いましょう。
また、牛乳パックを正方形にカットしておいたものを使ってこすりおとすのもおすすめです。固さがちょうどよく、鍋を傷つけず、ルウをしっかりとこすれますよ。
お湯と食器用洗剤に浸す
すぐに洗えないときは、カレー鍋がひたひたになるまでお湯を入れて食器用洗剤を回し入れましょう。少しかき混ぜたあと、放置すればOKです。
時間が経つとカレーのルウがゆるみ、こすらなくても剥がれ落ちてきます。お湯を捨てたあとは、キッチンペーパーなどで軽く拭き取れば、十分キレイになります。
仕上げに食器用洗剤とスポンジで洗う必要はありますが、スポンジが汚れることがなく後処理も簡単です。
重曹を入れて沸騰させる
食器用洗剤でふやかしたのと同じように、お湯に重曹を溶かして放置しましょう。重曹は油汚れに効いて落ちやすくしてくれます。
もしカレールウが鍋に焦げついたときは、重曹を溶かしたお湯を入れたまま火にかけましょう。熱することで重曹がさらに力を増し、焦げ付きもふやかして落ちやすくします。
料理に使う
カレー鍋にこびりついたルウを、ほかの料理に活かす方法もあります。たとえば、少し薄めためんつゆをカレー鍋に入れて温め、こびりついたルウを溶かせば即席でカレーうどんが作れます。また、ふかしたじゃがいもをカレー鍋に入れ、潰して混ぜ合わせればカレーコロッケのタネができます。カレー鍋もキレイになって料理もできて、一石二鳥です。
カレー鍋の洗い方は調理後の対応が大事
カレー鍋は放置していると汚れがこびりついて、洗うのが大変になってしまいます。
カレーを取り分けたあとは、汚れがこびりつかないように早めに対応することが大切です。カレー鍋が温かいうちにこする、あるいは洗剤や重曹を溶かしたお湯につけておくなどするだけでも後処理の手間が大きく違ってきます。
カレーを作ったときは鍋の後処理のことまで考えて対応できるといいですね。