ご飯を作ったり食べたりするのは好きだけど、その後の食器洗いはイヤ...という人は多いのではないでしょうか?
たしかに食器洗いは面倒ですが、実はやり方次第では効率的に早く終わらせることもできるんですよ。
今回は効率的な食器の洗い方について詳しく説明します。ちょっとしたコツを取り入れるだけで、毎日の食器洗いが少し楽になりますよ。
食器の洗い方にはコツがある?
食器洗いは誰に習わなくても自己流でやっているという人が多いと思います。食器を洗うだけなのでコツなんて特にないのでは?と思うかもしれません。
しかし自己流のやり方では、すぐに終わるはずの食器洗いで無駄に手間を増やしているケースがあるんですよ。
たとえば、食器を運ぶときにお皿同士を重ねて汚れを増やしてしまったり、放置されて乾燥した落ちにくい汚れをこすり洗いしなければならなかったり。身に覚えがある人もいるのではないでしょうか。
食器洗いを効率的に進めるためのコツを、普段の食器洗いの流れにそって紹介するので取り入れられるものはぜひ参考にしてくださいね。
食器洗いは洗う前の「準備」が大切
食器洗いが効率的にできるかどうかは、実際に食器を洗い始める前の準備が左右します。
大切な準備を4つ挙げるので、今日から実践してみてください。
① 調理道具は食事の前に洗う
キッチンツールやフライパン、包丁など、調理に使った道具は使い終わったらすぐに洗います。使い終わってすぐなら食器用洗剤とスポンジで軽くこすればキレイになりますよ。
油汚れがひどいものはスポンジで洗わず、洗剤を溶かしたぬるま湯につけておきましょう。こうしておくと食器洗いのタイミングまでには汚れがふやけてこすり洗いの手間がなくなります。
② 食後に汚れた食器を重ねない
汚れた食器を他の食器と一緒に重ねて運んではいませんか?どうせ食器は全部洗うのだからとやりがちですが、そのせいで汚れてないはずのお皿の下まで汚れてしまい洗う手間も増えます。汚れた食器は重ねず一つづつ運ぶか、お盆に乗せてまとめて運びましょう。
③ 目立つ油汚れは拭き取る
油汚れやこびりついた汚れなどは、食器洗いを始める前にキッチンペーパーなどで拭き取りましょう。どうせ洗うのだからと思うかもしれませんが、汚れが多いとそれだけ洗剤やお湯を使わなければならず、かえって手間がかかります。目につく汚れはサッと水で流すか、キッチンペーパーで拭き取りましょう。
④ 食器は汚れ具合や材質で分けておく
食器を洗うときは次から次に洗うより、汚れ具合や材質でわけて洗ったほうが効率的です。汚れがひどいもの・少ないものでわける、また材質が壊れやすいもの・壊れにくいものでわけておくと洗うときに余計な判断をする必要がなくなって手早く終わらせられますよ。
食器の洗い方|効率的に手早く終わらせるコツ
準備ができたら食器洗いを始めましょう。
食器を洗うときにお湯を出しっぱなしにするのは水道代やガス代がもったいないので、できれば洗い桶を用意してお湯をはってため洗いするのがおすすめです。
お湯に食器用洗剤を少し溶かして、そこに食器をつけながら洗うと汚れ落ちがよくなりますよ。
食器を洗うときのコツ
汚れが少ないものから洗うことです。一番先に壊れやすくて汚れが少ないガラスのコップ、小鉢などから洗います。その後、壊れにくい食器の中でも油汚れの少ないものから汚れが多いものへという順番で洗い進めます。油ものを最初から洗うとそれだけ洗剤を継ぎ足す必要がありますし、スポンジ自体も汚れてしまうからです。
また、食器を洗うときはお湯を使いましょう。お湯は油を流れやすくしてくれるのでベタベタ汚れをスルッと落とすことができますよ。
食器洗いを仕上げるときのコツ
食器を洗い終えたら、まとめてすすぎます。都度すすぐよりも節水になるので、ここでも洗い桶を活用しましょう。
洗い桶にキレイな水をはり、汚れを落とした食器をひたします。一つずつ取り上げて流水ですすいだら水切りラックなどへ並べます。最後に流水ですすぐときに熱いお湯を使うと、お湯の熱で蒸発が早くなって水切れがよくなりますよ。
水切りラックで自然乾燥させればOKですが、食器の量が多いときは壊れやすいものから乾いた布巾で水気を拭いて食器棚へ戻しましょう。
食器の効率的な洗い方で時間を短縮しよう
食器を洗うとき、どこまで意識的に洗えていたでしょうか?ちょっとしたコツですが、意外と気づいていないポイントなどもあったと思います。
食器を洗うのは面倒ですが、コツをおさえて効率的にやればその手間もかなり少なくなりますよ。ご飯を食べたあとに無駄な労力をかけないためにも、今日から効率的な食器の洗い方を実践してみてくださいね。