お料理作りに圧力鍋が便利と耳にしますが、実際に使った経験を問われると「いいえ」と答える人が多いのではないでしょうか。

圧力鍋を持って入るものの、使い方がよくわからず、危険な気がして尻込みしている人もいるかも知れません。

そこで今回は圧力鍋がどんなものか、使い方はどうすればいいのかなどを詳しく説明します。

圧力鍋とは?普通の鍋と何が違うの?

鍋の焦げ
圧力鍋とは、その名前に入っている通り「圧力をかけて調理ができる鍋」です。

普通の鍋で調理するときも蓋は閉じますが、煙や水蒸気などが隙間から出てきますよね。しかし圧力鍋は空気も蒸気も完全に閉じ込め、密封することで鍋の中の圧力を高めることができるんです。

圧力が高い場所では熱されるスピードが早くなるので、圧力鍋の中では水分がすぐに沸騰します。そして、密閉された空間で熱される続けることで熱がこもって100度を超える温度で調理できるようになります。圧力鍋は圧力を高めることで、高温高圧での調理を可能にしてくれるのです。

圧力鍋を使うメリットは?調理時間が短くなる?

鍋の焦げ
圧力鍋を使って高温高圧での調理ができると、どんなメリットがあるのでしょうか?大きく次の2つがあげられます。

調理時間が短くなる

先ほど説明したように、100度を超える温度で、しかもすぐに沸騰させられるので、食材を火にかける時間が短くなります。普段なら時間のかかる煮込み料理でもあっという間に出来上がりますよ。

食材がおいしくなる

圧力鍋で食材を加熱すると、閉じ込められた水蒸気が活発に動き回ります。この水蒸気が食材に押し込まれることで、食材がみずみずしい状態で加熱されることになり、旨味を凝縮した仕上がりになります。

調理時間が短くなるメリットに連動して、光熱費が安くなるのもポイントです。火にかける時間が短くなるので、ガス代や電気代といった光熱費が浮きますよ。

圧力鍋って危険じゃないの?

クエスチョンマーク はてな 何 ?
圧力鍋に興味を持っても、「圧力鍋が爆発する」なんていう話を耳にして怖くなった人もいると思います。高い圧力をかけているため、それが急に開くと蓋が吹っ飛ぶなどの事故につながることがあるからです。

もし爆発したらと考えると不安で使えなくなってしまいますが、事故が起こるのはあくまでも使い方を間違ったり、古くなった圧力鍋を使い続けているのが原因です。

基本的には

・圧力が抜けてから蓋を開く
・指定の水量・分量を守る
・空焚きはしない
・蒸気の出口を塞がない

などの基本的な項目を守って使えば、事故が起きる心配はありませんよ。

圧力鍋の使い方

圧力鍋 調理 蒸気
初めて圧力鍋を使うときは戸惑うかもしれませんが、基本的な使い方自体は難しくありません。

メーカーによって少し違うところもありますが、基本的な使い方はほとんど同じで「食材を入れる→蓋を正しくセット→火にかける→放置→蓋を開ける」という順序です。

難しくないので基本の手順をしっかり覚えましょう。

材料を準備する

圧力鍋にいれる食材をカットする。火が通りやすいので大きめでもOK。

食材を入れ蓋を正しくセット

説明書に従い、蓋を正しく締める。圧力はおもりの強さで調整する。

中火〜強火にかける

火にかけると蓋の上についたピン状のものが上昇。これで圧力の状態がわかる。

蒸気が出たら弱火に変える

ピンが上がって蒸気口から蒸気が出てきたら加圧スタート。弱火に変えてレシピにある加圧時間を計る。ここからは手を触れない。

放置する

必要な加圧時間が過ぎたら火を止める。ここからは余熱調理するので、圧力が下がるまで放置する。

圧力が下がったら蓋を開ける

ピンが下がって、圧力が下がったのを確認できたら蓋を開ければOK。

最近の圧力鍋は蓋がしっかりしまっていないと強い圧力が加わらないような安全装置がついています。買ったばかりの圧力鍋なら心配しすぎなくて大丈夫ですよ。

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圧力鍋を使うときの注意点は?

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基本の使い方がわかっても、やはり少し不安はありますよね。万が一があっては怖いので、いくつか圧力鍋を使うときに注意すべきポイントを紹介します。

次のポイントをおさえておくとより安心して圧力鍋を使えますよ。

圧力が下がったのが確認できるまで蓋を開けない

圧力鍋で一番危険なのは蓋を開けるときです。圧力が高い状態で蓋を開けると爆発するなどの事故の原因になります。

基本的に圧力鍋は圧力が下がっていなければ蓋が開かない仕組みになっています。そして圧力が下がっているかどうかは、蓋の上にあるピンの状態で確認できますよ。圧力鍋の種類によっても少し違いますが、減圧された状態だけは必ずチェックしましょう。

入れてはいけない食材を使わない

圧力鍋を使うときに注意したいのが、入れてはいけない食材と調味料です。たとえば餅のように膨らむ食材はNG。麺類など茹でると泡立つものも危険です。また、カレーやシチューなどとろみのある調味料も入れてはいけません。これらは蒸気口をふさいで蒸気が抜けなくなってしまうからです。

カレーやシチューをつくるときは、最初に食材などを圧力鍋で煮込み、圧力をかける調理が終わったらルーを入れて混ぜ合わせればOKです。それ以外にも注意すべき食材などがあるので、取扱説明書をよく確認してください。

汚れなどがないかチェックする

蒸気口が汚れてふさがっていないか、密閉するためのパッキン部分が劣化していないかなどは使う前に必ずチェックしましょう。

圧力鍋の使い方を覚えて時短でおいしい料理を作ろう

圧力鍋は使ってみないと、その魅力がわかりにくいアイテムです。むしろ危険性のほうが気になってしまいますよね。

しかし、使い方は難しくはなく、慣れてしまえば手軽に活用できますよ。圧力鍋を使えば調理時間が短くなるだけではなく、料理の仕上がり自体もワンランクアップします。

圧力鍋を上手に使いこなして、時短でおいしい料理を作ってみてくださいね。