日々の料理に欠かせないキッチン用品「包丁」。その包丁の手入れってどうしていますか?

手入れをおこたると、切れ味が落ちたりサビたりして、調理に支障をきたすことも…。

今回は、包丁の基本的な手入れの仕方を紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。

包丁の手入れが必要な理由は?

包丁とまな板

包丁は毎日のように使うものなので、キッチン用品のなかでも摩耗が早いアイテムの1つです。

とくに「切れ味」は顕著。買った当初はよく切れたのにどんどん切れにくくなって、食材の端がボロボロ…なんて経験はありませんか?

ほかにも表面にサビがつきはじめたり、固い食材を切ったときに刃がかけたりと、使用頻度が多いだけにさまざまなトラブルがついてまわります。

これらの問題を少しでも減らすために、こまめな手入れが大事なんですよ。

包丁の手入れは2種類!

包丁

包丁の手入れが必要とわかっても、面倒そうで重い腰があがりませんよね。でも、それほど大変な作業はありません。

「① 日々の簡単な手入れ」「② 定期的な本格手入れ」に分けて、ポイントを押さえて手入れをすれば十分ですよ。

【包丁の手入れ①】日々の手入れで汚れ予防!

包丁をスポンジで水洗いする

包丁の日々の手入れは「汚れ予防」が目的。使用後に必ず洗剤で洗ってあげればOKです。

口金と呼ばれる持ち手の部分には、汚れや雑菌がたまりやすいので要注意。洗剤をつけた歯ブラシでこするなど、ていねいに洗浄してあげるといいですよ。

あとはよくすすいで、乾いた布巾で水分を拭き取れば完了。サビないようによく乾かしてから収納するのがポイントです。

【包丁の手入れ②】1〜2ヶ月に1回、刃先のケア!

包丁研ぎ器で包丁を研ぐ

定期的な手入れでは包丁が本来のパフォーマンスを発揮できるよう、「刃先のケア」をおこないます。1〜2ヶ月に1回のペースで研いであげましょう。

簡易砥石(包丁研ぎ器)ならラクに時間もかけずに、包丁の刃先を研げますよ。方法は、研ぎ器を水で濡らして包丁をセットし、シャッシャッと奥から手前に引いてあげるだけです。

ほかにも研ぐ方法はいくつかあるので、「研ぎ方」をくわしく解説した記事も参考にしてください。

覚えておきたい

エコなわざあり

包丁がサビたときの手入れの仕方は?

ハイホームで包丁磨き

用意するもの
必須
『ハイホーム』などのクレンザー
スポンジ(布巾でも可)

包丁を湿った状態のまま放置したり、引き出しにしまったりするとサビがつくことがあります。そんなときはすぐに『ジフ』や『ハイホーム』などのクレンザーでキレイにしてあげましょう。

ハイホームをすくう

スポンジや布巾にクレンザーをつける。クレンザーは少量でOK。

ハイホームで包丁を磨く

クレンザーをサビにこすりつける。仕上げに洗い流せば完了。

手入れ不要の包丁もある?

ステンレスとセラミックの包丁

包丁のなかには、そもそも手入れの頻度が少なくすむものもあります。

それはセラミック素材の包丁。家庭用でよく見られるステンレスの包丁よりもサビにくく、切れ味も落ちにくいのが特徴です。

できるだけ手入れの手間を省きたい…という人は、セラミック包丁を取り入れてみてはいかがでしょうか。

こまめな手入れで包丁を長持ちさせよう!

包丁を引き出しに収納する

包丁の手入れは「日々の手入れ」と「定期的な手入れ」の2種類に分け、それぞれ取り組むことが大切です。

日々の手入れでは乾燥を意識して汚れ予防を、定期的な手入れでは切れ味のキープを目的に取り組みましょう。

この2つを実践することで包丁が長持ちし、毎日ストレスなく使い続けられますよ。