漂白剤のなかには「還元系漂白剤」という種類があるのをご存知でしょうか?普段聞き慣れない「還元」という言葉が入っていて、ほかの漂白剤とどんな違いがあるのか気になりますよね。

ここでは特徴や種類など、「還元系漂白剤」がどんなものなのかまとめてご紹介します。

還元系漂白剤とはどんなもの?ほかの漂白剤とはどうちがうの?

還元系漂白剤とは、その名の通り漂白剤の一種です。

漂白剤というと一般的には「塩素系」や「酸素系」と呼ばれる種類を指すことが多く、これらをまとめて「酸化型漂白剤」といいます。それと対になるのが「還元系漂白剤」です。

「還元系漂白剤」と「酸化型漂白剤」では、漂白する過程に違いがあります。「酸化型漂白剤」は酸化、つまり意図的に酸素と結びつけることで色素を分解するのに対し、「還元系漂白剤」は反対に酸素を奪い取るはたらきを活用して色素を分解します。

花王の『ハイドロハイター』が還元系の漂白剤として有名で、手軽に手に入ります。

還元系漂白剤の特徴や種類は?

洗濯物 土汚れ シャツ

還元系漂白剤は、弱アルカリ性の性質をもつ粉末剤です。基本は白物の洋服にしか使えず、色柄物などに使うと色落ちする可能性があります。

漂白の方法がそもそも異なるので、酸化型漂白剤で落ちない黄ばみや汚れもこの漂白剤で落ちることがあります。

たとえば、鉄サビなどは酸化が進んだものの典型例ですが、還元の酸素を奪うはたらきでキレイにできます。

還元系漂白剤の使い方は?

粉末洗剤 液体洗剤 洗濯
用意するもの
必須
洗面器
ゴム手袋

還元系漂白剤の使い方はほかの漂白剤とさほどかわりません

まずは衣類の洗濯表示を確認し、「水洗いできる」なら道具を用意して次の手順で洗いましょう。

お湯に漂白剤を溶かして30分ほどつける

40℃くらいのお湯に漂白剤を溶かし洋服を浸ける。2時間以上の放置はNG。

入念にすすぐ

汚れが落ちたのを確認できたら、キレイな水で入念にすすぐ。

通常通り干せば完了

通常通り、洗濯表示の干し方にしたがって干せば完了。

還元系漂白剤を使うときの注意点は?

注意 ポイント コツ

還元系漂白剤を使うときの注意点も、ほかの漂白剤とほとんど変わりません。次のポイントに注意しながら使いましょう。

汚れてもいい服で作業する

まずは身支度から。思わぬタイミングで飛び跳ねて皮膚や服につく可能性があるので、ゴム手袋と汚れてもいい服装での作業がおすすめです。

入れすぎない

「少し多めに入れた方がキレイになりそう」とついつい入れてしまいそうになりますが、決められた量以上に入れると洋服の繊維を傷める可能性があるのでおすすめしません。

熱湯で使わない

漂白剤は温度が高い液の方が反応が活発になります。そのため熱湯を使うと反応が進みすぎて思ったような効果が得られない可能性があります。

単品で使う

ほかの液剤と混ぜて使うことはありません。効果を打ち消し合ってうまくはたらかない可能性があるからです。「使うときは単品で」と覚えておきましょう。

還元系漂白剤はシンクのサビも落とせる!

シンク

還元系漂白剤は鉄サビを落とすのに効果があるので、シンクのサビを落とすのにも効果があります。

サビが気になる部分に『ハイドロハイター』をまんべんなくかけ、少し水を垂らして湿らせます。あとはメラミンスポンジでこすればみるみるうちにサビが落ちますよ。

ぜひ試してみてくださいね。

還元系漂白剤の特徴を理解して活用しよう!

洗濯洗剤 種類

還元系漂白剤はほかの漂白剤で落ちない汚れを落とせるちょっと特殊なアイテムです。酸化型漂白剤で落ちない汚れがあったらこれを使ってみると落ちるかもしれませんよ。

ひとことで「漂白剤」と言っても種類が豊富なので、それぞれの違いを理解し、使い分けをうまくできれば毎日の洗濯の質が向上しますよ。