ドラッグストアやスーパーに行くとズラッと並んでいる洗濯用の洗剤。誰しも「種類が多くて何を選んでいいか迷う…」という経験をしたことがあるのではないでしょうか。

そこで今回は、洗濯洗剤にはどんな種類や特徴があり、どう選んだらいいのか選び方についてもご紹介します。

洗濯洗剤・仕上げ剤にはどんな種類がある?

洗剤 棚 ラック 洗濯 洗面所

洗濯に使う洗剤は『アタック』『アリエール』『ワイドハイター』などさまざまな商品があって、何が何やらよくわからないですよね。

洗濯の洗剤・仕上げ剤はおおきくわけると次の4種類に分類されます。

洗濯洗剤

洗濯物についた汚れを落とすアイテム。さまざまな種類があるので、次で具体的にご紹介します。

漂白剤

洗剤だけで取り切れなかったシミや黄ばみを落としてくれる仕上げ剤です。漂白力が強い「塩素系漂白剤」と色柄物にも使える「酸素系漂白剤」があり、花王の『ハイター』シリーズが有名です。

柔軟剤

洗濯物を「フワッ」とさせる仕上げ剤です。静電気の防止やシワの軽減、最近では香り付けの用途でもよく使われています。『レノア』や『フレアフレグランス』などの商品をよく目にしますね。

のり剤

洗濯物を「パリッ」とさせる仕上げ剤で、型崩れを減らしてくれます。洋服の表面をコーティングしてシミなどから守ってくれる効果もあります。

洗濯洗剤にはどんな種類がある?特徴は?

洗濯に使う洗剤・仕上げ剤の4つのなかでもとくに種類が多いのが「洗濯洗剤」です。

各メーカーからたくさん販売されていますが、おおよそ以下7つに分類できます。①〜④は「毎日使う洗剤」、⑤〜⑦は「目的別に使う洗剤」です。それぞれどんな特徴があるのか商品とあわせて見てみましょう。

洗濯洗剤の種類
① 粉末洗剤
② 液体洗剤
③ ジェルボール洗剤
④ 石鹸洗剤
⑤ 部屋干し洗剤
⑥ おしゃれ着用洗剤
⑦ 部分洗い用洗剤

次からは、それぞれの特徴とあわせて、おすすめの商品をご紹介します。

① 汚れ落ちを重視するなら「粉末洗剤」

花王の『アタック』やP&Gの『ボールド』などに代表される粉末状の洗剤です。粉末は洗濯洗剤のなかでも「洗浄力」が強く、泥汚れや皮脂汚れ、汗染みを落とすのに便利。ただ、粉末なので他の洗剤よりも水に溶けにくいのがデメリット。洗剤をしっかり流すため、洗濯は「すすぎ2回」で行いましょう。

『アタック 高浸透リセットパワー』

「アタックリセットパワー」は99%の除菌ができるのが特徴。臭いのある汚れや黄ばみまでしっかり落としてくれるパワフルな洗剤です。

柔軟剤が配合されているので、汚れを落としつつ洗濯物がやわらかに仕上がるのもうれしいポイントです。

『アリエール サイエンスプラス7』

粉末洗剤のなかには、漂白剤が配合されたハイパワータイプも。「アリエール サイエンスプラス7」は2種類の漂白剤が加えられているので、襟袖の黒ずみや食べこぼしの汚れなどガンコな汚れもしっかり取り除いてくれます。

② 扱いやすさを選ぶなら「液体洗剤」

液体洗剤はその名の通り液体状の洗剤で、現在の主流といってもいいほどたくさんの商品が売られています。汚れのひどい部分に塗って使える「扱いやすさ」がウリで、粉末洗剤の溶けにくさも解消されています。最近では濃縮タイプのコンパクト洗剤が人気です。

『スーパーナノックス』

小柄なボトルで洗面所に収納しやすい「ナノックス」。中性なので生地への負担が小さく、ふだん使いにぴったりです。

一般的な洗濯洗剤と比べてかなり小さなボトルですが、使える期間は変わりませんよ。

『アタックNeo』

細身のボトルが特徴の「アタックNeo」は液体洗剤で唯一の「漂白剤配合タイプ」。液体の漂白剤が加えられ、汚れ落ちの効果が高められています。

洗濯時の水に抗菌作用をもたせられるので防臭効果をプラスできるほか、洗濯槽の防カビ効果も期待できます。

③ 手間なく洗濯するなら「ジェルボール洗剤」

最近目にするようになった新しいタイプの洗剤。膜でおおわれたジェルを1つポンと入れるだけで計量がいらない「手軽さ」が一番の特徴です。膜内の液体の水分量を抑えることで酵素のはたらきが高まり、洗浄力はほかの洗剤に引けを取りません

コスパが気になるところですが、毎回洗濯機いっぱいに洗濯しているおうちであれば、濃縮タイプの洗剤と同じだけ使えますよ。

『パワージェルボール3D』

アリエールのジェルボールタイプです。ボールは3色の洗剤がセットにまとめられていて、相乗効果で汚れをしっかり分解。

ダメージケア成分を配合しているので、繊維の傷みも他の洗剤よりもおさえられています。

『ボールド ジェルボール3D』

ボールドのジェルボールは、柔軟剤が配合されているので、生地がやわらかく仕上がるのが特徴。

香りの違うピンクとブルーの2種類があるので、好みにあわせて選んでみてくださいね。

④ 敏感肌の人がいるなら「石鹸洗剤」

天然由来の成分でつくられた洗剤が石けん洗剤です。自然由来の成分で「安心感」があり、赤ちゃんの洗濯物にも向いています。液体タイプと粉末タイプの2種類があり、液体だと水に溶けやすい反面、使用量がどうしても増えるのが欠点。

『そよ風』

天然油脂を原料にした純石鹸からつくられた粉末の石鹸洗剤「そよ風」です。粉末の溶けにくさは天然アミノ酸系の成分を配合することで解消されているのがポイント。

すぐに溶け石鹸カスも出にくいので、汚れや洗剤が残ってしまう心配はありませんよ。

『無添加 お肌のための洗濯用 液体せっけん』

無添加でつくった液体タイプの洗濯石鹸です。衣類の繊維を傷めず洗うので、肌ざわりにチクチクしにくいのが特徴。

柔軟剤を使わなくてもやわらかく仕上がるので、敏感肌の人がいるおうちにおすすめです。

⑤ 湿気の多い時期に「部屋干し用洗剤」

「部屋干し」を目的にした洗剤です。生乾きのイヤなニオイを防いでくれるのが特徴です。「除菌」と記載があればほかの洗剤でもこの効果が得られますよ。

梅雨どきの乾きにくい時期や、部屋干しが多くなる冬の期間におすすめです。

『部屋干しトップ』

部屋干し用につくられたのが「部屋干しトップ」。汚れをしっかり取り除いて臭いの原因になる成分を取り除く上、除菌作用が高められているので部屋干ししても生乾きになりません。

液体タイプのほかに、洗浄力のさらに高い粉末タイプもありますよ。

⑥ デリケートな服の洗濯に「おしゃれ着用洗剤」

ウールやシルクといった「デリケートな素材の洗濯」を目的にした洗剤で、『アクロン』や『エマール』などが有名です。中性という性質をもち、洗浄力が落ち着いているぶん洋服への負担が少なく、色あせや型崩れが起きにくいのが特徴です。

『エマール』

「おしゃれ着用洗剤」といえば「エマール」。CMなどで聞いたことのある人も多いですよね。繊維に負担をかけずに汚れを落とすのはもちろん「カタチコントロール洗浄技術」が取り入れられ、型崩れがさらにしにくくなりました。

長く着たいニットやブラウスなどの洗濯に使ってみてくださいね。

『シャレボン』

高級感のあるおしゃれボトルで人気の「ラボン」から、おしゃれ着用タイプの「シャレボン」が販売されています。

ラボンと同じ香りの柔軟剤が配合されているので、洗濯洗剤を統一して使うのも楽しめそうですね。

⑦ ガンコなシミ汚れを取り除くのに「部分洗い用洗剤」

襟や袖など、汚れがひどい部分の洗濯に使う洗剤で、ガンコな汚れにピンポイントで対応できるのが特徴。スティックで直接塗るタイプ、スプレーで吹き付けるタイプ、固形石鹸でこすり洗いするタイプなどがあります。

『トップ プレケア エリそで用』

「トップ プレケア」は襟や袖のガンコな黒ずみに、洗濯前に塗り込んで使う部分洗い洗剤。洗剤を直接汚れに染み込ませることで、黒ずみ汚れもしっかり取り除けます。

裏側にも塗りやすいカーブした形状なので、塗り残しなく使えます。

『ドクターベックマン ステインペン』

出先でシミ汚れをつくってしまうこともありますね。そんなときに持っておくと安心なのが「ステインペン」です。

軽く汚れを取り除き、ステインペンでなぞればシミ汚れがスッキリ。外出先でも簡単に染み抜きができますよ。

洗濯洗剤の選び方のポイントは?

クエスチョン ?

さまざまな種類の洗剤とその特徴を見てきましたが、すべてをそろえる必要はありません。

基本は「毎日の洗剤」と「おしゃれ着用洗剤」のセットがあれば十分。目的別に使う洗剤は必要があればそろえるようにしましょう。

たとえば、子供がよく洋服を汚すおうちなら洗浄力の強い「粉末洗剤」を、小さい赤ちゃんがいるおうちなら「石けん洗剤」を「毎日の洗剤」に選びます。これに「おしゃれ着用洗剤」があればママや旦那さんの大事な服が洗えますね。

あとは追加で仕上げ剤をそろえればOK。徹底的に汚れを落としたいなら漂白剤、フワフワ感やよい香りがほしければ柔軟剤、と用意していきましょう。

ワンポイント!

エコなわざあり

洗濯洗剤の選び方は「成分」も参考に

洗剤 粉状 洗濯

洗濯洗剤にはパッケージや成分表示などにいくつか特徴が書かれてあり、それによって働きが違ってきます。それぞれの特徴を知っておくと、目的や悩みにあわせた洗濯洗剤を選びやすくなりますよ。

● 界面活性剤

界面活性剤とは、汚れ落としのはたらきがある成分です。本来混ざらない「水」と「油」など、異なる性質の境目(界面)を混ざりやすくし、汚れを落としやすくする働きがあります。

● 酵素

酵素とは、洋服の繊維の奥にひそむ脂質(皮脂汚れ)やタンパク質(血液汚れ)を分解して除去しやすくしてくれる成分です。

● 水軟化剤

水軟化剤は、洗浄力の低下を防ぐ効果がある成分です。水のなかにあるカルシウムやマグネシウムと結びついて水の硬度を下げて洗いやすくしてくれます。

● アルカリ剤

アルカリ剤は、洗濯に使う液体のアルカリ性を調整して、汚れの取れやすさを向上させる成分です。アルカリ性が高まると洗浄力も高まるわけです。

● 蛍光増白剤

蛍光増白剤とは、見た目の白さを増してくれる成分です。紫外線があたると発光するはたらきがあるため、より白く清潔に見せてくれます。

洗濯用の洗剤を選んでみよう

洗濯グッズ 道具 洗剤

洗濯用の洗剤はたくさん販売されていますが、各メーカーで配合がちがうので仕上がりもことなります。まずは「毎日の洗剤」を何にするか決め、あわせて「おしゃれ着洗剤」も1つ用意してみましょう。

あとは普段使っていて困ったことがでてきたら都度買い足していけばOK。ドラッグストアやスーパーであらためて洗濯洗剤を見直して、お気に入りを探してみてください。