ガンコ汚れに絶大な効果を発揮するウタマロ石けん。そんなに汚れが落ちるなら、色柄物に使うと色落ちしないの?と心配になりますね。
そこで今回は、ウタマロ石けんによる色落ちトラブルがあるのか、あるならどう直せばいいのかをまとめてご紹介します。特徴を覚えて、効果的に汚れを落としましょう。
もくじ
ウタマロ石けんが色落ちしない理由は?

ガンコな汚れもぐんぐん落としてくれる「ウタマロ石けん」は、ママたちの間で人気の商品ですね。それだけ洗浄力があると、なかには「色落ちしないの…?」と気になる人もいると思います。
ウタマロ石けんは、パッケージ裏面にある通り「純石けん」と「蛍光増白剤」だけのシンプルなつくりをした石鹸です。漂白剤などは配合されていないので色落ちの心配はありませんよ。
純石けんが汚れを落とし、蛍光増白剤が生地の色味を整える役割。この2つの成分の掛け合わせで、ガンコな汚れがスッキリと落とせるというわけなんです。
ウタマロ石けんで洗って色落ちしたかも?と思ったら

ウタマロ石けんで色落ちはしませんが、色柄物に使うと白っぽく色落ちしたように見える場合があります。
ただ、これは色落ちしたわけではなく、添加物である「蛍光増白剤」が作用したことが理由です。
蛍光増白剤は「白色をよりくっきり白く見せる」はたらきをする添加物。通常の洗濯洗剤にも使われていたり、新品の服に製造工程で使われていたりする成分です。
この成分があるので、きなりやパステルカラー、黒など、色に特徴のある服に使うと白っぽく見えることがあるんです。
ウタマロ石鹸による白っぽさは直せる?
もしまちがって塗ってしまっても、使っているうちに少しずつ蛍光増白剤は落ちていくので安心してください。
どうしても気になる場合は再度洗濯するのがおすすめです。
ウタマロ石けんを上手に使いこなすコツは?
紹介した通り、ウタマロ石けんには白さを強調する成分が配合されているので、どの洋服にも向いているわけではありません。
次のポイントをおさえて、お気に入りの洋服の色味が変わらないように注意しましょう。

使う衣類に気をつける

ウタマロ石けんが一番効果を発揮するのは「白い生地の服」。純石けんで気になる汚れを落とし、蛍光増白剤で一段上の仕上がりに引き上げてくれます。
きなりやパステルカラーなど、淡い色味の洋服にはできるだけ使わないようにしましょう。
ガンコ汚れ以外に使わない

ウタマロ石けんは、ふつうの洗濯では落とせない汚れを落とすときに活躍します。
泥で汚れた子供の靴下、毎日着るワイシャツの襟汚れなど落ちにくい汚れがあるときだけ使いましょう。ふだんの洗濯で頻繁に使う必要はありませんよ。
すすぎをしっかりする
石鹸が残るとくすみや黄ばみの原因になります。色や柄のついた服に使うときは、すすぎを入念に行うのがポイント。
ウタマロ石けんを塗り込んだときにつく緑色がなくなるまでしっかりすすいだら、仕上げに洗濯機でキレイに洗い流しましょう。
色落ちしない部分洗いならウタマロリキッドもおすすめ

ウタマロ石けんの汚れ落ちはそのままに、色柄物にもつかいたい!という場合には、ウタマロシリーズの部分洗い用液体洗剤「ウタマロリキッド」が便利です。
『ウタマロリキッド』(東邦)

ウタマロリキッドには蛍光増白剤が入っていないので、色柄物の洋服にも心おきなく使えます。無色の液体なので扱いやすく、すすぎ残しもほとんど起きません。
使い方は、直接汚れにかけて軽くもみ洗いし、いつも通りに洗濯機で洗うだけ。石鹸タイプとほぼ同じ使い方です。
ガンコ汚れにはウタマロ石けん、おしゃれ着の部分洗いにはウタマロリキッドと使い分ければ、洗濯物の仕上がりがグッとよくなりますよ。
ウタマロ石けんは衣類に優しい色落ちしない石けん!

ウタマロ石けんは洋服の気になる汚れをサッパリ落としてくれる便利なアイテム。純石けんでできているので、色落ちなどのトラブルはありません。
ただし、相性のよくない衣類だと、「色落ちして見える」ことはあるので、どんな洋服に使うかは注意しましょう。
特徴を覚えて、おうちの洗濯物だとどれにウタマロ石けんが効果的か見直してみましょう。