「粉石鹸」を使った洗濯法がジワジワと人気を集めています。「石けん」と聞くと、手や体を洗う固形の石けんのイメージがありますが、洗濯用の粉石鹸にはどんなメリットがあるのでしょうか。

今回は、粉石鹸の特徴や選び方、おすすめ商品をあわせてご紹介します。

「粉石鹸」と粉末合成洗剤の違いは?

適量の粉末洗剤

粉石鹸」は、その名の通り石けんが粉末になったもの。粉石鹸と粉末洗剤は形状が似ているため混同されがちですが、成分はまったく違うものでできています。

粉石鹸は脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムといった、天然由来の界面活性剤を主成分とする洗剤のことをいいます。人体にも環境にもやさしいシンプルな成分でできていて、品名には「洗濯用石けん」、成分には「純石けん分」と表記されています。

一方、粉末の合成洗剤は、石油や植物油を原材料に化学合成して作られた界面活性剤を使っています。品名には「洗濯用合成洗剤」と表記されており、使い勝手がよい反面、洗剤の成分が肌への刺激となったり、添加物が多く環境に悪影響を及ぼす原因になったりします。

粉石鹸をお洗濯に使うメリットは?

粉末洗剤 洗濯機

粉石鹸を取り入れた洗濯にはどんなメリットがあるのでしょうか。

汚れ落ちがよい

粉石鹸は洗浄力が高く、特に油汚れに強いので、食べこぼしや皮脂汚れなどに効果を発揮します。合成洗剤では落ちなかった汚れが、粉石鹸を使うことで解決できるかもしれません。お湯を使って洗濯すると、さらに高い洗浄力が期待できますよ。

手肌にも環境にもやさしい

洗浄力が強い分、手肌へのダメージが気になるところ。粉石鹸は天然由来の成分でできていて、泡が立っているときにだけ洗浄力を発揮するため、おだやかな使い心地でアトピー肌の人や赤ちゃんの肌着などにも安心して使えます。

柔軟剤なしでふわふわな仕上がり

粉石鹸は、洗浄力の強さを発揮しながらも繊維へのダメージはおだやか。柔軟剤を使わなくてもふわふわの洗い上がりになります。あれこれ洗剤を用意する必要がないので、シンプルな洗濯を好む人に特におすすめです。

粉石鹸を選ぶポイントは?

クエスチョン ? はてな

洗濯用の粉石鹸は次の3つのポイントをおさえて選びましょう。

① 粉末の溶けやすさ

粉石鹸は、粉末の洗濯洗剤にくらべてやや溶けにくいというデメリットがあります。粉石鹸のなかには、溶けやすさをうたった使いやすいタイプも出回っていますので、チェックしておきましょう。

ちなみに、粉石鹸の溶けにくさは、お湯を使って洗うことでも解決できます。お風呂の残り湯を使うのもおすすめですよ。

② 純石けん分の含有量

純石けん分=界面活性剤の含まれている割合のことで、洗浄力を担うメインの成分です。

基本的に純石けん分が高いほど、洗浄力も高いということになるので、効果的に汚れを落としたいときは、純石けん分の数値が高い商品を選ぶようにしましょう。

③ アルカリ剤入り

粉石鹸の弱点でもある「石けんカス」の発生を抑えてくれるのが、「アルカリ剤」と呼ばれる成分です。

「炭酸塩」と記載されていることが多く、汚れ落ちを助けたり洗濯槽のカビを抑えたりする働きがあります。粉石鹸の使い勝手のよさを左右する成分でもあるので、成分表を見て確認しましょう。

粉石鹸の汚れ落ちがいいおすすめ商品!

1.『シャボン玉 粉石鹸 スノール』(シャボン玉石けん)

シャボン玉 粉石鹸 スノール出典:楽天

純石けん分を99%使用した無添加の洗濯用粉石鹸。素材を選ばず、木綿からウール・シルクまで何でも洗うことができます。汚れ落ちもよくソフトな仕上がりなので、柔軟剤は不要。ダマにならず溶けやすい仕様もうれしいポイントです。

口コミ
・汚れがキレイに落ちるし環境にもいいのでオススメです。柔軟剤もいりません。
・泡立ちもよいし、せっけん独特の香りもありません。レトロなパッケージも好きです。
税込価格
799円
内容量
1kg

2.『そよ風』(ミヨシ石鹸)

そよ風出典:楽天

泡立ちがよく、パワフルな洗浄力が魅力の粉石鹸です。衣類の黄ばみを抑え白く洗い上げます。天然アミノ酸系の分散剤を配合しているのでみるみるうちに粉末が溶け、石けんカスの発生を防止します。

口コミ
・泡立ちもよく、汚れもしっかり取れています。安心して使えます。
・汚れが落ち、ニオイもしっかり消えました!
税込価格
697円
内容量
2.16kg

3.『シャボン玉 EM 粉石鹸』(シャボン玉石けん)

シャボン玉 EM 粉石鹸出典:楽天

発酵食品に使われている乳酸菌や酵母など、自然界の有用な微生物を使用し、環境へのやさしさに着目した粉石鹸。洗浄力はしっかりしているのに、ふんわりやわらかく洗い上がるので、柔軟剤は不要です。油汚れが気になる場所のお掃除にも使えます。

口コミ
・素材や色などで洗剤を変えることなく、この石けんだけで洗濯できます!
・粉石鹸にありがちな油臭さがほとんどありません。排水溝のヌメリもすくないです。
税込価格
1,630円
内容量
2.1kg

4.『無添加お肌のための洗濯用粉せっけん』(ミヨシ石鹸)

無添加お肌のための洗濯用粉せっけん出典:楽天

洗剤残りからくる肌荒れや、繊維のチクチクが気になる人におすすめの粉石鹸。肌のことを考えた無添加処方で、ふっくらやわらかく洗濯物が仕上がります。置き場所を取らないコンパクトサイズなのもうれしいポイントです。

口コミ
・重度のアトピーですが、溶け残りや臭いなどがなく、汚れもしっかり落ちます。
・無香料なので、洗い終わった衣類から香料の臭いがしないところが気に入っています。
税込価格
798円
内容量
1kg

5.『パックスナチュロン 粉せっけん』(パックスナチュロン)

パックスナチュロン 粉せっけん出典:楽天

パーム・ヤシを原料にした植物性の粉石鹸です。ガンコな汚れも落とす洗浄力なのに、赤ちゃんの肌着洗いにも使えるほど繊維にやさしいのが特徴。環境にも配慮されているのでナチュラルクリーニングをしたい人におすすめ。

口コミ
・泡立ちや溶けやすさをはじめ、汚れ落ちも使いやすさも、すべて満足しています。
・タオル専用で使っていますが、ふわふわ感が長く続くのでとても気に入っています。
税込価格
1,120円
内容量
1kg

6.『しらかば粉せっけん』(ねば塾)

しらかば粉せっけん出典:楽天

学校給食などから出た「植物性廃食油」を原料にした、リサイクル粉せっけんです。香料・蛍光剤などの成分は一切加えておらず、皮膚への刺激や手荒れなどの心配がありません。比較的低温でも溶けやすいのが特徴です。

口コミ
・衣類と一緒に直接投入してドラム式洗濯機でも使えます。生乾きのニオイが発生しにくいです。
・初めて粉せっけんを使いましたが、汚れ落ちがよくて驚きました。
税込価格
770円
内容量
2.5kg

7.『サンダー純粉石鹸 サンダーアイボリー』(サンダー石鹸工業)

サンダー純粉石鹸 サンダーアイボリー出典:楽天

大豆油を主原料にした純粉石鹸です。粉末は少し大きめでしっとりしているので、使用時に舞い上がる心配はありません。水溶けがよく、事前に溶かす必要もないから、使いやすさは◎。洗い上がりはソフトで柔軟剤いらずですよ。

口コミ
・洗濯機から取り出した瞬間から、洗い上がりがやわらかいのがわかります。
・溶けやすくて粉石鹸であることを忘れるほど手軽に使えます。
税込価格
3,132円
内容量
5kg

8.『純粉石鹸 リフレパウダー』(プレゼン・テラ)

純粉石鹸 リフレパウダー出典:楽天

リサイクルの植物油脂を精製した純粉石鹸は、合成界面活性剤、防腐剤、漂白剤、蛍光剤不使用。肌にやさしく、おしゃれ着洗いにも使えます。酸化を抑える酵素溶液を配合しているので、ニオイを分解する効果もあるすぐれものです。

口コミ
・洗濯はもちろん、掃除や消臭にと使い方がいろいろあって便利です。
・粒子の細かい粉石鹸で、しっかり溶けます。
税込価格
2,808円
内容量
2kg

9.『粉石鹸』(自然丸)

粉石鹸出典:楽天

大豆や菜種油、パームなどの天然油脂原料100%の粉石鹸。石けん粒子の中央が空洞になっているので、溶けやすく石けんカスが残りません。合成界面活性剤不使用で、赤ちゃんの肌着やデリケートな肌の人も安心して使えますよ。

口コミ
・泡立ちがよく素朴な香りも気に入りました。
・汚れ落ち、仕上がり、香り、粉飛びしない、コスト面、トータルでいいと思います。
税込価格
1,026円
内容量
3kg

粉石鹸を上手に使いこなそう!

洗濯物 外干し ピンチハンガー

粉石鹸のポイントまとめ

  1. お湯を使って洗う(風呂の残り湯でも可)
  2. よく溶かして使う
  3. しっかり泡立てる
  4. すすぎは2回

粉石鹸は、ちょっとした工夫や下準備をすることで、抜群の汚れ落ちを発揮します。以上のコツを意識しながら、上手に使ってみてくださいね。

汚れ落ちをしっかり実感しながら衣類を洗えるので、日々の洗濯も楽しくなります。

ぜひ、粉石鹸を使った洗濯にチャレンジしてみてくださいね。