久しぶりに取り出した白シャツに黄ばみができていたり、服の脇や襟部分に黄ばみができていたりするとがっかりしますよね。

なんとか黄ばみを落としたくても、染み抜き作業は大変そうだしと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、洗濯だけで黄ばみを落とすためにすぐできるコツを紹介します。

黄ばみは普通に洗濯しても落ちないのはなぜ?

なぜ どうして はてな

服に黄ばみができるのは汗や皮脂がたまってしまうことが原因です。

少し汗や皮脂がついたくらいなら洗濯するだけで落ちるのですが、襟や袖、脇の下などはしみこむ量が多いので、ただ洗濯しただけでは落としきれません。そのままにしておくと、汗や皮脂が蓄積して黄ばみになってしまいます。

しかし、次から紹介するひと手間を加えれば、ただ洗濯するだけでもキレイにすることができますよ。とっても簡単なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

洗濯で黄ばみを落とすためのひと手間って?

洋服のシミに漂白剤をかける ワイドハイター

ここで紹介するひと手間は、『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤が手元にあればすぐにできます。

『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤は色柄物にでも使える液体の漂白剤で、普段から洗濯機を回すときに入れているという人もいるのではないでしょうか。

実は、洗濯する前に、衣類の黄ばんだ部分に酸素系漂白剤を直接かけるだけで、黄ばみをきれいに落とせるんです。

漂白剤をかけて数分待ってからいつもどおり洗濯するだけなので、とっても簡単。漂白剤が衣類に浸透し、奥底にある黄ばみの元を分解・漂白してくれますよ。

ひと手間加えて洗濯しても落ちない黄ばみにはつけおき洗い!

つけおき 洗面器

漂白剤をかけて洗濯しただけでは落ちない黄ばみは相当頑固な汚れです。

そんなときは、もう少し手間をかけて「つけおき洗い」を試してみましょう。放置する時間はかかりますが、染み抜き作業の手間がかかるわけではないので、家事の合間にできますよ。

お湯を張った洗面器を準備する

洗面器に40〜50℃のお湯を張る。

黄ばみに漂白剤をつける

黄ばみに染み込むように『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤をかけてもみ込む。

服を洗面器にいれて放置する

1時間ほど放置して汚れが分解されるのを待つ。

そのまま洗濯

漂白液ごと洗濯機に入れて、普段通りに洗濯すれば完了。

酸素系漂白剤を溶かすときはお湯を使うことで分解作用が強くなるので、忘れずにお湯を使ってくださいね。

服の黄ばみはクリーニングで取れるの?

クリーニングではほとんどのシミをキレイにできて、黄ばみももちろん落とすことができます。クリーニング店専用の機材を使って汚れを取り除くこともできて、家の洗濯では真似できない仕上がりになりますよ。

また、汚れや素材に合わせた処置をしてくれるので、長く着たい服やデリケートな服をキレイにするときはおすすめです。

料金はお店や汚れの大きさによって幅がありますが、染み抜きを通常のクリーニング料金でできるお店もあるので、一度相談してみてもいいですね。

洗濯するだけで黄ばみを落とせる便利アイテムもある!

家にあるものを使って黄ばみをキレイにできるのもうれしいけれど、なるべく手間をかけずにキレイにしたいという方も多いはず。

ここで紹介する部分用シミ抜き剤を使えば、ものの10秒で染み抜きができますよ。

『ワイドハイターEXパワー ガンコなシミ用』(花王)

ラク泡スプレー ワイドハイター

出典:shop.r10s.jp

液体漂白剤でおなじみの『ワイドハイター』のガンコな汚れに特化した部分用染み抜き剤です。洗濯する前に黄ばみに直接ひと吹きするだけで汚れを落としてくれます。色物や柄物にも安心して使えますよ。

『トップ プレケア 部分洗い剤 エリそで用』(ライオン)

トップ プレケア 部分洗い剤 エリそで用

出典:shop.r10s.jp

襟と袖の汚れに特化した部分用染み抜き剤で皮脂汚れをキレイに落とせます。塗り口がスポンジになっているので、ムラなくしっかり塗れますよ。

『暮らしの重曹せっけんエリそで泡スプレー』(ミヨシ石鹸)

暮らしの重曹せっけん エリそで泡スプレー

出典:shop.r10s.jp

天然素材生まれの石けんと重曹でできているので、肌にもやさしい泡タイプのスプレーです。部分洗いをすると洗剤が手肌につくこともありますが、これなら安心。汚れがひどいときは汚れにスプレーをかけて軽くもみ洗いすることもできますよ。

黄ばみを防ぐ洗濯の習慣は?

黄ばみを防ぐ洗濯の習慣は?

服に黄ばみができないようにすれば、染み抜きの手間もなくなりますよね。

普段の洗濯習慣を少し変えることで、黄ばみを予防することができるので試してみてくださいね。

こまめに洗濯する

汗や皮脂が原因の黄ばみは時間が経つほど服にこびりついて取れにくくなります。黄ばみが繊維の奥に染みる前に洗濯するようにしましょう。

洗剤を粉末に変える

粉末の洗剤は液体洗剤よりも洗浄力が強い性質があるので、汚れが取れずに蓄積されていくことを防げます。ただ洗剤が溶け残ってしまうと黄ばみの原因にもなるので、規定量を守って使うようにしましょう。

洗濯のときは毎回漂白剤を使う

『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤は色柄物にも傷めずに使うことができます。毎回洗濯するときに入れるようにすると、汚れと臭いを蓄積させずにキレイにすることができますよ。

黄ばみをキレイに洗濯して、オシャレを楽しもう

洗濯物 干す 太陽 外 晴れ

服にできる黄ばみは見た目もよくないので悩んでしまう人も多いと思います。

黄ばみができても、『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤があれば簡単にキレイにできます。部分洗い用の漂白剤を一つ持っていれば、黄ばみにひと吹きするだけなのでとても便利です。

洗濯の習慣を少し見直して、黄ばみを気にせずオシャレを楽しみましょう。