靴下には毎日気づかないあいだにたくさんの汗が染み込んで汚れています。さらに子供の靴下ともなると泥がついたり、食べこぼし・飲みこぼしがついたり、洗うのに一苦労。

そこで今回は、靴下の洗濯方法を、汚れ落ちをよくしたり、長持ちさせたりする工夫もまじえながらくわしく説明します。

靴下の洗濯方法│基本的な洗い方は?

洗濯機にいれる

まずは普段使いの靴下を洗う方法からご紹介します。3ステップととてもシンプルなので、覚えるのも簡単ですね。

裏返す

汗汚れなどは内側についているので、裏返すと汚れが落ちやすい。

洗濯機で洗う

洗濯洗剤や柔軟剤などをいれ、標準コースで洗う。

干す

履き口を上にして洗濯ばさみで吊り干しにすれば完了。

靴下は裏返して洗うのが効果的。脱ぐときに裏返してもらうとラクに洗濯できます。

洗濯ネットに入れる必要はありませんが、装飾の多いものなど、絡まりやすいものは念のため入れておくと安心です。

靴下の洗濯方法│下洗いが必要な汚れは?

泥んこになった子供の靴下は、キレイにするのは大変ですよね。そんなときは下洗いをしましょう。

洗濯機に入れる前に1ステップくわえると頑固な汚れも落ちやすくなります。下洗いの方法を3つ紹介するので始めやすいものから取り組んでみてください。

① 洗剤を直接塗る

洗濯洗剤で部分洗い

「少し汚れが気になる」くらいであれば洗濯洗剤を直接ぬってなじませるだけで大丈夫。

洗濯洗剤は本来水で薄めて使われるものですが、塗り込めば直に汚れにはたらきかけてくれるので汚れ落ちが抜群です。

② つけおき漂白する

酸素系漂白剤でつけおき

「黒ずみ」や「汗の臭い」が気になる靴下は『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤でつけおきするのがおすすめ。

汚れに直接漂白剤を塗り込んだら、ぬるま湯に1時間ほどつけ込みます。つけおきが終わったらふだんどおりに洗濯すれば完了。

漂白剤には除菌効果もあるので黒ずみも臭いもスッキリ落とせますよ。

③ 石鹸でこする

ウタマロ

「泥汚れがついたもの」であれば、固形石鹸を使って下洗いしましょう。

乾いた状態でできるだけ泥を払い落としたら、濡らした石鹸を塗り込み、こすってなじませます。洗濯板などで軽くこすっておくのも効果的です。

こうすることで石鹸が泥の粒子を包み込み、流しやすくなります。軽くすすいだら洗濯機に入れて洗えば完了です。

靴下の洗濯方法│デリケートな靴下は手洗い?

靴下

ときにはウール混など、デリケートな靴下を履くこともありますね。

ほとんどの場合、摩擦や伸びに強くつくられているので洗濯機で洗っても問題ありませんが、長持ちさせたいときは手洗いがおすすめです。

用意するのは『エマール』などの中性洗剤と、洗面器だけ。次のやり方でやってみましょう。

洗濯液をつくる

洗面器に水を張り、水量にあわせた量の洗剤を入れる。

押し洗いする

靴下をいれ、手で押して汚れを溶かし出す。汚れが気になるときはつけおきしておくとキレイにしやすい。

すすぐ

泡が出なくなるまで水を入れ替えながら、押し洗いの要領ですすぐ。

脱水

洗濯機で脱水するか、タオルドライで水気を切る。

干す

履き口を上に吊り干しにしたら完了。平干ししてもOK。

手洗い自体はとても簡単にできるので、お風呂に入ったついでにやるのもいいですね。

靴下の洗濯│プチストレスを解消するちょっとしたコツ

靴下

家族で暮らしていると、洗濯したときに靴下がごちゃごちゃになってしまうもの。洗濯の際に紛れ込んで失くしてしまうことも少なくないですね。

何度も靴下探しに時間を取られているのなら、靴下だけを洗濯ネットにわけていれるのがおすすめです。こうするだけで、靴下を片方だけ見失うということがなくなりますよ。

また、靴下を干すときもペアの靴下を近くにまとめて吊るすようにしましょう。こうしておけば、取りこむときにどこに行ったかわからなくなることもなくなります。

単純なことですが、洗濯前後にちょっと工夫するだけで、探す手間が省けますよ。

靴下にあわせた洗濯方法をマスターしよう!

靴下

靴下は汚れやすいアイテムなので洗濯にも気を使いますね。

ひどく汚れた場合は、ふだんの洗濯に「下洗い」の1ステップをくわえるだけ。デリケートな靴下は「手洗い」でていねいに洗いましょう。

いつもキレイな靴下になって、気持ちよく履けるようになりますよ。