お部屋の雰囲気づくりに一役買っているカーテンも、ずっと吊るしているとホコリなどの汚れが目立ってきますね。

そろそろクリーニングに出した方がいいかなあと迷っていませんか?

そこで今回はクリーニングが必要なカーテンの見分け方と依頼のポイント、おうちでもキレイにしたいときの方法をご紹介します。

クリーニングが必要なカーテンの見分け方は?

カーテンはかさばる大きさなので、たまに洗うくらいだとクリーニングに出した方が手軽そうですよね。

ただ、カーテンのほとんどはおうちで洗えるものばかりで、クリーニングに出さなくても綺麗にできるかもしれません。おうちで洗うのは少し大変ですが、お金がかからなくて嬉しいですね。

クリーニングに出す必要があるのは、次のようなカーテンだけなので、プロに依頼すべきかどうかをまずはチェックしましょう。

クリーニングが必要なカーテンの見分け方は?

水洗い不可のカーテン

洗濯表示 水洗い不可

カーテンにも、洋服と同じく洗濯表示がついています。まずは隅にあるタグを見て、表示を確認しましょう。

「水洗い不可」のマークがあるカーテンは水で洗うと傷んでしまうデリケートな素材や装飾がついています。この場合はクリーニングに出さないとキレイにできません。

シミのついたカーテン

おうちで洗えるカーテンもガンコな「シミ」がついているとかなりやっかい。

カーテンにできるシミは結露による「カビ」が原因のことが多く、漂白剤を使っても取り切れないケースが多いんです。クリーニングに出してプロの手で染み抜きしてもらうのがおすすめです。

基本的には、上のふたつの条件にあてはまるカーテンだけをクリーニングに出せばOK。ほかのカーテンであればおうちで十分キレイにできます。あとで紹介しますね。

カーテンのクリーニングはどこで受け付けてくれる?

カーテン

「水洗い不可」や「カビによるシミ」のついたカーテンはクリーニングに出すのがおすすめ。しかし、クリーニングといえばスーツなどの衣類を出すイメージがあって、「カーテンも受け付けてくれるのかな…?」と迷ってしまいますね。

実はカーテンは、大手のクリーニング店であればたいてい扱ってくれます。「白洋舎」「ポニークリーニング」などのお店ならクリーニングしてもらえるので、近くにないか調べてみましょう。

カーテンの枚数が多いときや、近くにお店がないときは集配サービスも便利。依頼すれば取りに来てくれるので、重いカーテンを運ぶ必要がありません。自宅で待っているだけでキレイにできますよ。

カーテンのクリーニング料金はいくら?

はじめてカーテンをクリーニングに出すときは、かかる料金が気になりますね。

カーテンはクリーニングに出すべき?料金の目安は?

カーテンのクリーニング料金は大きさによって決まるのが一般的で、1㎡あたり1,000〜1,200円ほどが目安です。一般的な100cm*178cmの2枚セットのカーテンであれば、3560~4300円ほどの計算になります。

もちろんカーテンの素材や利用するコース、お店によっても前後するので、事前にどれくらいになるか見積もってもらいましょう。前払いの固定料金のお店なら安心して任せられますね。

カーテンをおうちでクリーニングするには?

浴槽 バスタブ  お風呂

汚れがそれほどひどくなく、水洗いできるものであれば、おうちで洗濯できます。

用意するもの
必須
『エマール』などの中性洗剤
大きめの洗濯ネット

カーテンについている汚れはほとんどが「ホコリ」。くすんで色味が変わっている程度なら、中性洗剤があれば十分キレイにお洗濯できますよ。

大きくて洗濯機に入らない…と心配になるかもしれませんが、お風呂の浴槽を使えば洗えます。どんな手順で進めるのか見てみましょう。

カーテンの洗い方

洗濯液をつくる

浴槽に底から10cmほどまで水を張り、洗濯1回分の洗剤を混ぜる。

つけおきする

カーテンを洗濯液に浸し、10分ほど放置して汚れが浮いてくるのを待つ。

押し洗い

手で軽く押しながら、ホコリなどの汚れを洗濯液に溶かし出す。

すすぎ

2〜3回水を入れ替えながら、泡が出なくなるまですすぐ。

脱水

軽くたたんで、洗濯ネットに入れて1分ほど脱水する。

吊るす

シワを伸ばしながらカーテンレールに干す。そのまま自然乾燥させれば完了。

洗ったカーテンは「レールに戻してそのまま干す」のがコツ。ベランダなどに出さなくても、窓を少し開けて風に当たるようにしておけばラクラク乾かせますよ。

また、洗濯するのが面倒であれば、掃除機でホコリを吸い込むだけでもOK。最後に消臭スプレーなどをかけておけば、ホコリっぽくなっていたカーテンが簡単にリセットできますよ。

カーテンのクリーニング中は掃除するチャンス!

カーテンのレール

カーテンをクリーニングに出している間は、窓まわりがとてもスッキリします。そうなると気になるのが窓の指紋やホコリの汚れ。いい機会なので、あわせて掃除もしてしまいましょう

窓はガラス用の洗剤か『かんたんマイペット』などの住居用洗剤とマイクロファイバークロスを用意するだけ。洗剤をたっぷりかけて拭き取ると、ピカピカになります。

カーテンレールに積もったホコリも拭き取りましょう。これで窓まわりが一気にキレイになりますね。

カーテンのクリーニングでお部屋が明るくなる

カーテンは毎日目にするものなので、なかなか汚れには気づきにくいものです。いつのまにかホコリで汚れていてびっくりしますね。

汚れを落とすときは、まずは洗濯表示や汚れ具合を見て、「クリーニングに出す」か「おうちで洗う」か洗い方を決めましょう

キレイになったカーテンは、びっくりするくらい明るく感じるはず。リビングがもっと素敵な空間に感じられますよ。