毎日肌が触れるシーツはこまめに洗濯してあげたいところ。ただ、干すときにスペースが必要なので洗濯自体を先延ばしにしている人も多いのではないでしょうか。
シーツをコンパクトな状態で干すことができたらいいですよね。そこで今回は、コンパクトなままで早く乾かす干し方を紹介します。
もくじ
シーツの干し方では「場所選び」が重要
シーツは広げて干したほうが乾きやすいとはいえ、場所をとるので干し方に悩んでしまいますね。でも、ちょっと工夫することで省スペースでも短時間で乾かすことができます。
そのためには干すときの場所選びがとっても大事です。
コンパクトなままで干すには「風通しのいい場所」を優先してください。洗濯物は新鮮な風にあたることで乾きが早まります。生乾きなど、干した際のトラブルも防げるので、ベランダの高い位置など、できるだけ風の当たる場所を選ぶのがおすすめです。
シーツを早く乾かす干し方|狭いスペースで干す場合
シーツをコンパクトに干すのに、二つ折りしてハンガーや物干し竿にかけるだけでは不十分です。できるだけ、生地同士が重ならないように干してあげましょう。
そこで、大きなシーツをコンパクトに干すには、靴下などの小物を干すのに便利な「ピンチハンガー」を使います。
やり方は「ジグザグ(ジャバラ状)になるように吊るす」だけ。こうすることで生地同士が重ならず、風通しのよさを保ったままコンパクトに干せるんです。
ピンチハンガーを丸々ひとつ使うため、「小物とは分けて洗濯する」「シーツ専用のピンチハンガーを用意する」など、工夫してみてくださいね。
シーツを早く乾かす干し方|広いスペースで干す場合
風通しのいい場所で広げられるくらいのスペースがあれば、次のように干す方法もあります。
M字干し
物干し竿が2本あるおうちなら、その2本にまたがって「M」の字になるようにシーツを干すと乾きが早まります。
洗濯物は上から順に乾いていくので、裾を短目にすることでより短時間で乾かせますよ。
A字干し
物干し竿が1本だけのおうちではハンガーを数本かけた上にシーツをかぶせるA字干しがおすすめ。生地の間にも風が通るので乾きを早められます。
シーツを干すときにおすすめのグッズ3選
家族みんなのシーツをまとめて洗ったあとは、どうしてもスペースが足りなくなりますね。たくさん洗ったときのことを考えて、専用のグッズを用意しておくとコンパクトにたくさん干すことができますよ。
『伸縮シーツハンガー』(アイリスオーヤマ)
1枚分のスペースで3枚のシーツを干せるハンガーです。伸縮タイプなので大きなシーツを使っていても安心。ふだんはバスタオルなどを干すのに使うのも便利ですね。
『シーツが干せるハンガー』(杉山金属)
ジグザグ構造のシーツ用のピンチハンガーです。ピンチハンガーひとつ分のスペースにまとめてシーツが干せるので部屋干しでも安心です。小さく折りたたみできるので使わないときもじゃまになりません。
『pid 4M』(森田アルミ工業)
部屋干しワイヤーを壁に取り付けておくと部屋干しのときにとっても便利。洗濯物を干すときだけワイヤーを引っ張り出すのでスッキリ。4mの長さまで伸ばせるので大きなシーツを干すのもらくらくです。
シーツは部屋干しでも早く乾く?
シーツを部屋干しにするときも、基本のコツは外干しと同じで「大きく広げて風に当てる」ことは変わりありません。ただ、室内ではどうしても空気の流れが起きにくく乾きが遅くなってしまう場所でもあります。
そのため、家電の力を借りるのがおすすめです。
扇風機で風を当てるだけでも大丈夫ですが、梅雨などで湿度が高い時期はエアコンの風を当てるのが効果的、そよ風程度でも十分です。夜までにカラッと乾かせますよ。
干し方を覚えてシーツはこまめに洗濯!
シーツは大きくてスペースを取るので、なかなか気が向くことは少ないですね。
風に当たるように干してあげれば十分乾きは早くできるので、コンパクトに干しても大丈夫。これならふだんの洗濯にも取り入れやすいですね。
こまめに洗濯できればシーツの湿気や臭いもとれます。お休みの時間がもっと快適になりますよ。