子供が夏休みや冬休みの長期休暇に入ると、学校に着ていく制服をクリーニングに出したくなりますね。

ただ、クリーニングにはじめて出すときは、料金やかかる時間などわからないことが多くて困ってしまいます。

そこで今回は制服のクリーニングに関する情報をまとめてご紹介します。

制服はクリーニングしたほうがいい?

制服はスーツと同じように水に弱いデリケートな生地が使われていることがあり、ムリに洗濯機などで洗うとシワやヨレの原因になる場合も少なくありません。洗うのに自信がない人は、クリーニングがおすすめです。

洗濯表示 水洗い不可

クリーニングに出すかどうかは、洗濯表示タグを見ると判断できます。「水洗い不可」のマークがついていたらおうちでは洗濯できません。クリーニングに出しましょう。

制服のクリーニングにかかる値段の目安は?

お金

制服をクリーニングに出すときの料金は、男女問わず上下セットで1000〜1500円ほどです。

内訳は「上が500〜600円」「下が400〜500円」ほど。これに加えて、上質仕上げや配送サービスなどのオプションを利用すると別途料金が加算されます。

お店によっては上下セットで割引にしたり、時期に応じてセールしたりしています。近くのお店をチェックすると、お得にクリーニングできるかもしれませんよ。

制服のクリーニングでかかる時間は?

制服は毎日着ていくものなので、どれくらいの期間で返却されるか、クリーニングにかかる日数も気になるところ。

かかる日数もお店によってかなり違いますが、2〜4日ほどが目安で、土日のあいだで返却されることはほとんどありません

長期休みや3連休の時間があるときを利用するなど、時間に余裕のあるタイミングでクリーニングに出しましょう。

なかには別料金で「当日仕上げ」「お急ぎコース」などを用意しているお店もあります。早く仕上げたいときは利用してみてくださいね。

制服のクリーニングを出す頻度は?

家のどこ はてな ?

制服をクリーニングに出す頻度は長期休みのあいだに1回ほどが目安。3〜4ヶ月に1回ほどです。

毎日着たあとにケアをしておけば、こまめなクリーニングは必要ありません。

制服は直接肌にふれる部分はそれほど多くなく、臭いの原因となる皮脂はそれほどたまりません。「旦那さんのスーツと一緒に出す」などと考えておけば大丈夫ですよ。

制服をクリーニングに出すまでの間の手入れ

できるだけクリーニングに出す頻度を抑えるには、ふだんのケアが大切です。おうちでも臭いや汚れを防げるので、意識してみてくださいね。

制服の手入れ

干す

毎日脱いだあとに干して汗を蒸発させれば臭いを防げます。日光が直接当たらない場所に吊るして乾かしましょう。ハンガーにかけるとシワやヨレも伸ばせて、次の日も整った制服で出かけられますよ。

消臭スプレーをかける

実際に臭いが気になってきたら「消臭スプレー」を使いましょう。『ファブリーズ』など衣類用の消臭スプレーならニオイ成分を分解し、除菌までできる力をもっています。効果的に臭いを消してくれますよ。アイロンのスチームを当てるだけでもいくらか効果はありますよ。

部分洗いする

どうしても臭いが気になったら、部分洗いする方法も。熱いお湯で絞ったタオルを使って襟や袖など、汗がついた場所を叩くように拭きましょう。びちゃびちゃに濡らすわけではないので、水洗い不可のものもケアできますよ。

クリーニングに出さず自宅で制服を洗う方法も

洗濯表示

制服のなかには、おうちで洗えるものもあります。洗濯表示に上のような「洗濯機洗い可」「手洗い可」のマークがあれば問題なく水洗いできます

制服を入れられる「大きめのネット」と「『エマール』などの中性洗剤」を用意し、次の手順で洗濯機を使って洗いましょう。

たたんでネットに入れる

ネットに入る大きさにたたむ。汚れが気になる場所を外側にすると落としやすくなる。

手洗いモードで洗う

「ドライコース」「手洗いコース」など、弱い水流で洗うコースを選ぶ。

干す

洗濯機から取り出して形を整え、陰干しでしっかり乾燥させたら完了。

基本的には洗濯機任せで大丈夫。3ステップだけの簡単手順なので、対応している制服であればチャレンジしてみてくださいね。

制服はクリーニングで汚れスッキリ!

制服

毎日子供が着ていく制服は、身だしなみのためにもクリーニングに出してあげたいと思いますよね。

クリーニングでは素材にやさしい特別な方法で、一つひとつプロが仕上げてくれています。

クリーニングから戻ってきた制服は、臭いも汚れもスッキリ。これなら新学期も気持ちよく過ごしてくれそうですね。