仕事でワイシャツを着る機会の多い家庭では、毎日洗濯してたたんでの繰り返しで大変ですよね。出張があれば、「せっかく丁寧にたたんだのにシワシワだった…」なんてことも少なくないと思います。
そこで今回はワイシャツを簡単に収納する方法と、キレイにたたむ方法をまとめて紹介します。
ワイシャツの収納方法はどうすればいい?
普段ワイシャツをよく使うなら、ハンガーに掛けて吊るす収納方法がおすすめです。
吊るすことでシワが伸びやすく、折り目もつきません。また、吊るした収納は繊維を傷めにくいので服も長持ちしますよ。
アイロンをかけたり、クリーニングに出したりしたワイシャツはそのままハンガーにかければOK。
もし、ハンガーでかけるスペースがない、長い期間ワイシャツを着ないときは、たたんで棚などに入れてもかまいません。
ワイシャツをハンガーで収納するときの注意点は?
無造作にハンガーにかけて収納していると、シワができてしまうこともありますね。
ワイシャツをシワなくキレイに収納しておくなら、以下の注意点を意識してください。
シャツにあうハンガーを選ぶ
ハンガーはものによって素材やサイズ、形などが違い、衣類に合ったものを選ぶことが大切。直線的な三角形のハンガーであれば、ワイシャツの形をきれいに保ってくれますよ。
前後に余裕をもたせる
ハンガーラックがギュウギュウにつまっていると襟や袖が折れ曲がったり、変なシワができたりします。衣類同士がこすれないように余裕を持たせてかけてあげましょう。
ワイシャツをたたむときはどうする?
ワイシャツをたたんで収納するときは、しわができないようにたたんであげます。次の順番でたためばキレイに仕上がりますよ。
ボタンを留めて後ろ向きに平置き
ボタンは数ヶ所でOK。シワにならないようにしっかりと広げる。
両袖を折り込む
両方の袖が交差するように内側に折り込む。
長方形に形を整えて折る
裾から上に2つ折りにする。さらに2つ折りにするとコンパクトに。
表に返して形を整える
表に返して形を整える。
たたみ終わったシャツは積み重ねて保管すると、下の方のシャツがつぶれたり、下から抜き取るときに上のシャツがぐちゃぐちゃになる可能性があるので注意してください。
平置き用の書類ケースなどを使って、ワイシャツ同士が重ならないように気をつけましょう。
ワンポイント!
シワになりにくいワイシャツなら収納がラクちん
ご存知の人も多いと思いますが、最近ではシワのつきにくいワイシャツも販売されています。「形状記憶」「形態安定」「ノンアイロン(ノーアイロン)」の文字が目印。
洗って干すだけでキレイにシワが伸びるので人気があり、値段は普通のワイシャツより少し高いですが、面倒なアイロンがけから解放されますよ。
まずは一枚買って試してみてはいかがでしょうか。
ワイシャツの収納に便利なグッズは?
シャツの収納にかかわるグッズはたくさん販売されています。シャツの枚数が多い人も、グッズを工夫することでさらに収納力をアップさせられます。
『すべり落ちない MAWAハンガー シャツ・ブラウス用』(MAWA)
ハンガーでオススメなのがドイツのメーカーから販売されているMAWAハンガーです。このハンガーは特殊なすべり止め加工がされており、ワイシャツやブラウスをかけてもずり落ちることがありません。
洗濯用としても使えるので、干したあとそのままクローゼットに収納できます。
『クローゼット収納 吊るせる 収納ラック』(東和産業)
シャツをたくさん持っていて、引き出し収納では不便さを感じている人にオススメなのが、吊り下げ収納。吊り下げてたたんだシャツを入れていけば、コンパクトなスペースにたくさんの枚数が収まりますよ。
6段あるので色や袖の長さ、着る曜日ごとに分けることもできますね。
『衣類スチーマー アクセススチーム コード付き』(ティファール)
アイロン台を使わずに、ハンガーにかけた状態でシャツのシワを伸ばせる便利アイテム。45秒で立ち上がるのでバタつく朝でも使えます。除菌や花粉対策も兼ねてくれる優れものです。
ワイシャツは収納で使いやすくなる
旦那さんや自分の仕事がら、ほぼ毎日のようにワイシャツをたたむ人も少なくないと思います。だからこそ、できるだけ時間を短縮したいですよね。
最近では、「役立つ収納グッズ」や「便利な加工がされたワイシャツ」も増えているので、これらを活かしながら自分なりに工夫してみてください。
作業の時間が減れば、自分や家族との時間が増やせます。時短で済ませることを意識して楽な収納を実践してみてくださいね。