豆乳は大豆に水分を加えてすりつぶし、煮てこした飲料です。原料が大豆なのでたんぱく質・カルシウム・鉄などの栄養を豊富に含んでいます。
腹持ちもよいのでダイエットにも向いている食材ですよ。今回はそんな豆乳を常温保存するポイントを紹介します。
冷蔵庫のスペースを圧迫したくないときに便利なので参考にしてみてくださいね。
豆乳は常温保存できる?保存できる期間は?
豆乳は常温保存が可能な食材です。未開封であれば、約2〜3ヶ月ほど保存できると言われています。
冷蔵庫が小さくてなるべくスペースを使いたくない方は、助かりますよね。
豆乳を常温で保存していると、いざ飲もうとしたときに上に白い浮遊物がでていることがありますが、それは大豆の脂肪分が浮いているものです。
品質に影響はなく、コップに開ける前に振ると軽減されるものなので安心してください。
豆乳の常温保存|正しい手順は?
豆乳を常温保存するときは、パッケージのまま未開封の状態で冷暗所に置くのがベストです。
未開封であればどこで常温保存しても賞味期限に変化はないのですが、風味を崩されないためにはできるだけ涼しい場所を選びましょう。
スーパーなどしっかりパックされて販売されている豆乳は、無菌状態で保存され、さらに保存容器の内側がアルミ層になっています。
結果、空気や光・微生物を遮断する容器に充填されているため、未開封の状態が1番賞味期限が長もちするのです。逆を言えば、開封後から賞味期限は短くなりはじめます。
開封した後は冷蔵庫で保存して、3~4日を目安に飲み切りましょう。
豆乳の常温保存|風味を崩さない保存場所は?
豆乳はシンクの下やキッチンにある戸棚、廊下など、通気性がよく日の当たらない涼しい場所で保管するようにしましょう。
いくら外気を遮断した容器に入っていても、日が当たると容器内の温度も高くなり、大豆の成分が沈殿したり、分離したりして風味が劣化しやすくなります。
ただし、気温の高い夏場はどこの場所でも暑くなりがちなので、スペースに余裕があれば冷蔵庫で保管した方が安心です。
豆乳の常温保存|注意点は?
劣化が進んだ豆乳の特徴
- つーんとしたような異臭がする
- 凝固が進んでヨーグルトやチーズのようにボロボロしている
- 黄色っぽく変色して濁っている
- 飲んだ時に酸味や苦みを感じる
豆乳が売られているときは中身が見えないので、長期的に保存したい場合はできるだけパッケージに記載されている賞味期限が先のものを選びましょう。
本来、外気遮断されている豆乳は常温でも2〜3ヶ月もちますが、もし上記のような特徴が出ていたら飲むのは止めておきましょう。
品質が劣化している証拠なので、賞味期限以内であっても廃棄するのがおすすめです。
また、豆腐屋さんから直接購入するなど、外気を遮断する容器に入れられていない場合は、いくら新鮮であっても長持ちしません。かならず冷蔵保存して、数日中に飲み切るようにしてください。
豆乳の常温保存を利用して料理を楽しもう
豆乳は未開封であれば常温保存できる食材です。保管場所に気を付ければ、パッケージのままの保管でOKなので、手間がかかりません。
冷蔵庫のスペースを使わず空いている場所で保管できるのもうれしいポイントです。豆乳の常温保存を活用して、冷蔵庫のスペースを節約しながら、豆乳ドリンクや豆乳を使った料理を楽しんでくださいね。