めかぶは、コリコリとした食感とさっぱりとした味わいがおいしいですね。しかしあまり長持ちするイメージがなく、余ったときなどは保存方法に困ることも。
そんなときは冷凍保存がおすすめです。正しいやり方で冷凍すれば、うまみをキープしながら長持ちさせられますよ。
そこで今回は、めかぶの冷凍保存についてご紹介します。
めかぶは冷凍できる?保存期間は?
めかぶには主に生の加工されていないもの、パック詰めされたもの、乾燥させたものの3種類あります。
パック詰めのものと乾燥させたものは、適した保存方法を取ればそのままでも長持ちしますが、生のめかぶは加工されていないため、冷蔵室でも2〜3日で傷んでしまいます。
長持ちさせるのであれば、冷凍保存がおすすめ。1ヶ月ほど保存がききますよ。解凍したら日持ちはしなくなるので、2〜3日のうちに食べ切ってくださいね。
めかぶの冷凍保存の手順は?
めかぶは、ジッパー付き保存袋やタッパーに入れて保存します。空気に触れると乾燥して傷みやすくなるので、しっかり空気を抜いて密閉しましょう。水気も切るのも大切ですよ。
めかぶは、生のままか湯がいてから冷凍します。それぞれの手順をご紹介しますね。
生のまま冷凍する方法
めかぶを生のまま保存するときは、キレイに洗ってから冷凍するのがおすすめ。調理前に洗わなくてよくなるので、時短調理に繋がります。
水洗いをしたあとはよく水分を切り、ポリ袋などに空気を抜いてから入れて保存しましょう。食べるときは解凍して好みの大きさにカットし、湯がいてから食べてくださいね。
湯がいてから冷凍する方法
めかぶの茎を外して好みの大きさに切り、沸騰したお湯に入れてサッと茹でます。キレイな緑色になったら取り出し、冷水につけて粗熱を取って色止めをしましょう。
水分をよく切ってからジッパー付きの保存袋に入れ、空気を抜いてから冷凍してくださいね。
食べるときは、冷蔵室でゆっくり自然解凍すると品質を損なわずに解凍できます。急ぐときはめかぶに直接水がかからないよう、保存袋のまま流水解凍してください。
めかぶを冷凍保存するときの注意点は?
めかぶを冷凍するときは、新鮮なものを選ぶのもポイント。ひだが大きく肉厚で、ツヤのあるものを選びましょう。色は濃い茶色(茹でたものは緑色)がいいですよ。
腐敗臭がするもの、粘液が出ている場合は色が濁っているものは傷んでいる可能性があります。また、パックが膨張しているものも控えた方が安心です。
また、一度解凍したものを再度冷凍すると、品質が劣化しておいしくなくなるので控えてくださいね。
めかぶの冷凍保存を利用して料理を楽しもう
めかぶは、生の状態だとあまり日持ちしませんが、冷凍保存をするとおいしく長持ちさせられますよ。余ってしまったときなども覚えておくと便利ですね。