刺し身などで「昆布締め」という言葉を聞いたことはありませんか。昆布の風味が絶妙でおいしいですよね。

おうちでするのは難しそうなイメージがあるかもしれませんが、意外と簡単にできます。

今回は「昆布締め」の意味ややり方について詳しくご紹介しますね。

「昆布締め」とは?

? クエスチョン 何

「昆布締め」とは、刺身などの食材を昆布で挟み風味を染み込ませること。

昆布は水につけておけばうまみ成分がじっくり出てくる性質があります。食材の水分で昆布のうまみが引き出され、食材に移ってより深い味わいになるんです。

また、刺し身の場合は日持ちがよくなるというメリットもありますよ。

「昆布締め」のやり方は?

昆布 だし

昆布締めはいろいろ食材でできますが、よく聞くのが刺し身の昆布締めですよね。なかでも定番なのが真鯛。ここでは真鯛の昆布締めのやり方をご紹介します。

真鯛150gに対し昆布(だし用の昆布)15cmくらいのものを1枚、それと塩を用意します。

昆布を刺し身が乗る程度の大きさにカットし、表面に塩をまぶします。そこに刺し身を並べて乗せ、塩をまぶして昆布を乗せます。すると、鯛を昆布で挟む形になります。

空気に触れないようにラップできつく包み、冷蔵庫に入れて1〜5時間ほど寝かせれば完成です。

「昆布締め」をするときは軽い重しがあると◎

お皿 ポイント

刺し身で昆布締めをするときは、短時間で味をなじませる必要があります。

お皿などを軽い重し代わりに乗せておくといいですよ。

「昆布締め」でいつもと違う食べ方を!

真鯛 刺し身 昆布締め

「昆布締め」をすれば、食材に昆布のうまみが加わっていつもと違った味わいを楽しめます。おうちでも簡単にできるので、ぜひやってみてくださいね。