甘くてジューシーなさくらんぼは鮮度が命。あまり日持ちしないので早めに食べきりたいですが、すぐに食べられなかったり余ってしまったりすることも。
さくらんぼはデリケートな果物ですが、正しい保存方法やコツを知っておけば長持ちさせることができますよ。
そこで今回は、さくらんぼの保存方法についてご紹介します。
さくらんぼはどう保存するのが正しい?保存期間は?
さくらんぼは、温度や湿度の変化に弱い果物。収穫から食べるまでの間にできるだけ一定の温度や湿度に保つのがポイントです。
スーパーなどで購入するとき、基本的に常温で販売されているので、常温で保存しましょう。ただし冷蔵状態で売られていることもあるので、そのときは冷蔵保存をしてください。どちらも正しく保存すれば2〜3日保存がききます。
さらに長期間保存したい場合は冷凍保存が◎。だいたい1ヶ月日持ちしますよ。
さくらんぼの保存方法|①常温保存のやり方
さくらんぼは、涼しくて直射日光の当たらない冷暗所で保存します。
保存容器にペーパータオルをしきつめ、洗っていないさくらんぼをそのまま並べます。保存容器は、さくらんぼが余裕をもって並べられるサイズのものを選びましょう。
さくらんぼをペーパータオルで包み、保存容器のフタを閉めたら完了です。
食べる前に、冷水でサッと冷やすとおいしく食べられます。水洗いしてから冷蔵室で20〜30分ほど冷やして食べるのもいいですね。
ただし、さくらんぼを冷やしすぎると、食べたときに舌から感じる甘さが低下してしまうので、冷やしすぎないよう注意してくださいね。
さくらんぼの保存方法|②冷蔵保存のやり方
さくらんぼの冷蔵保存は、基本的に常温保存と同じ手順で行います。
ペーパータオルで包んださくらんぼを保存容器に入れ、冷蔵庫へ入れましょう。
このとき、冷蔵室ではなく野菜室へ入れるのがポイント。
さくらんぼは5℃くらいの気温や室温になると徐々に果肉が硬くなり、食感や味が低下してしまいます。冷蔵室よりもあたたかい野菜室へ入れる方がいいんですよ。
さくらんぼの保存方法|③冷凍保存のやり方
さくらんぼを水洗いしペーパータオルで水気を拭き取ったら、冷凍用保存袋に入れ、密閉して保存します。
食べるときは、3分ほど常温で自然解凍するだけ。シャーベットのような食感でおいしく食べられますよ。
それ以上解凍すると食感が落ちてしまうので、さくらんぼを冷凍したときは、半解凍程度で食べるようにしてくださいね。
正しい保存方法でさくらんぼをおいしく食べよう!
さくらんぼはあまり日持ちしないデリケートな果物ですが、保存のやり方次第では長持ちしますよ。さくらんぼの保存方法に悩んだときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。