生ハムは、酒のおともとしてはもちろん、サラダやパスタなどにあわせてもおいしいですよね。しかし一度に使い切れないこともあり、どれくらい日持ちするのか気になるかもしれません。
そこで今回は、生ハムの賞味期限についてご紹介します。長持ちさせる保存方法もお伝えするので、ぜひチェックしてみてくださいね。
生ハムの賞味期限|どれくらい日持ちする?
開封前の生ハムの日持ち
生ハムは、スライスされたものがスーパーなどで真空パックに入って販売されていますよね。未開封の状態であれば、記載されている賞味期限に従います。
メーカーや商品によっても異なりますが、冷蔵室での保存でだいたい1ヶ月ほど日持ちしますよ。
開封後の生ハムの日持ち
ただし、生ハムは一度開封すると傷みやすくなってしまいます。乾燥して味や風味が落ちてしまうので、1週間を目安に食べ切った方がいいですよ。
さらに長持ちさせたい場合は、冷凍保存するのがおすすめ。食感や風味は多少落ちますが3ヶ月ほど日持ちします。
原木の場合の日持ち
生ハムが原木の場合は、賞味期限は未開封の状態で常温で1〜2年ほど。開封しても正しく保存すれば、常温で1年以上持ちます。
ただし、日が経つにつれて乾燥してかたくなっていくので、3ヶ月くらいで食べ切るほうがいいですよ。
生ハムの賞味期限|長持ちする保存方法
スライスの場合
生ハムのスライスは、未開封であればそのまま冷蔵室か冷凍室に入れればOK。
開封済みの場合は、パックから取り出してラップで包み、そのうえでジッパーバックなどに入れて保存しましょう。空気に触れると酸化したり乾燥したりして品質が劣化するので、しっかり密閉してくださいね。
冷凍したものは、低温でゆっくり解凍するのがポイント。流水にさらすなどして解凍しましょう。
原木の場合
原木は、高温多湿を避けた、直射日光の当たらない冷暗所で保存します。20℃前後が理想です。開封後も同じ環境で保存できますよ。
ただし、原木は切り口から乾燥していきます。カットしたら、余分な脂を表面にのせるか、オリーブオイルをキッチンペーパーなどに染み込ませたものを使って切り口を覆い、乾燥を予防しましょう。
生ハムの賞味期限|注意することは?
生ハムは、賞味期限がすぎてもすぐに食べられなくなるというわけではありません。しかし、徐々に味や風味は落ちていくので、できるだけ賞味期限を目安に食べ切りましょう。
また、賞味期限以内であっても、保存状態や環境によっては傷んでしまうことがあります。次のような状態であれば、食べるのは控えてくださいね。
・赤黒く変色している
・水っぽい汁が出る
・糸を引いている
・血生臭い
・カビ臭い …など
生ハムの賞味期限を知って正しく保存しよう
生ハムは、未開封であれば意外と日持ちする食材ですが、開封するとすぐに傷んでしまいます。
賞味期限と一緒に正しい保存方法も覚えて、おいしく長持ちさせたいですね。