ハムは、ハムエッグやサラダなどいろいろな料理に使える食材。火を通さなくても食べられるものもあり、その手軽さも便利ですよね。

しかし開封後はすぐに傷んでしまうので、長持ちさせるにはどうしたらいいのか悩むことも。

そこで今回は、ハムの賞味期限と長持ちさせる方法についてご紹介します。

ハムの賞味期限|どれくらい日持ちする?

カレンダー 賞味期限

ハムは、ロースハムやボンレスハムなどいろいろな種類があり、それぞれ日持ちがちがいます。パッケージに賞味期限が記載されているので、未開封であればそれに従いましょう。

ハムは比較的賞味期限の長い食材ですが、開封すると一気に劣化が進むので注意が必要。適した方法で冷蔵室へ入れても2〜3日程度の日持ちです。

長持ちさせたいときは冷凍保存がおすすめです。正しいやり方で1ヶ月ほど保存ができますよ。

ハムの賞味期限|長持ちする保存方法は?

ハム

空気に触れさせないのがポイント

ハムは未開封であれば真空パックに入っているので、乾燥や酸化、雑菌の繁殖を予防でき、冷蔵室へ入れるだけで長持ちします。

しかし開封後は乾燥しやすいので、空気に触れないよう気をつけて保存してください。

冷蔵の場合も冷凍の場合も、小分けにして1枚ずつラップでぴっちり包み、さらにジッパー付き保存袋にいれておきましょう。

ひと工夫するともっと安心!

酢や日本酒を含ませたペーパータオルを用意し、ハムの表面を拭いてから保存すると、より安全に長持ちさせられます。

殺菌効果で表面のぬめりを予防することもできますよ。

冷凍したハムはゆっくり解凍

冷凍するとハムの中の水分が凍り、食感や風味はやや落ちてしまいます。生でも食べることはできますが、火を通した料理に活用する方がいいですよ。

解凍は、冷蔵室でゆっくりとかけて行ってください。常温やレンジで解凍すると、水分が出て劣化してしまうのでおすすめできません。

ハムの賞味期限切|期限が切れても食べられる?

? 疑問

そもそも「賞味期限」とは、おいしく食べられる期限のこと。

多少すぎてもすぐに腐るというわけではありませんが、腹痛などのトラブルを起こしかねないので、賞味期限以内には食べきったほうが安心ですよ。

ちなみにハムが腐ると次のような状態になります。この場合は、賞味期限以内でも食べるのは控えてくださいね。

・カビが生える
・黒ずんでいる
・ネバネバしている
・糸をひく 
・酸っぱい臭いがする など

ハムの賞味期限を知って正しく保存しよう

ハム

ハムは開封すると賞味期限が短くなるので、余った分は早めに冷凍保存するといいですよ。

酒などで1枚ずつ殺菌してから冷凍するのが長持ちのコツです。賞味期限と一緒に正しい冷凍保存のやり方も覚えておいてくださいね。