茹でるだけでおいしいパスタは、和風やたらこなど、いろいろな味を楽しめるので、常備しているおうちも多いですよね。しかし、開封後はどれくらい日持ちするのかなど、賞味期限を知らないことも。
そこで今回は、パスタの賞味期限や長持ちさせるコツをご紹介します。
パスタの賞味期限は？どれくらい日持ちする？
パスタにはさまざまな種類がありますが、おうちでよく使われるのは、「乾燥パスタ」と「生パスタ」。
乾燥パスタは開封前と開封後で賞味期限が変わります。開封前であれば3年ほど日持ちしますが、開封後は風味や味が落ちてしまうので、なるべく早めに使い切る方がいいですよ。
乾燥パスタを茹でたものを保存する場合、賞味期限は冷蔵室で2〜3日ほどと短くなります。長持ちさせたいときは冷凍すると◎。1ヶ月と長持ちしますよ。
生パスタは乾燥パスタよりも賞味期限が短く、未開封でも10日ほどしか日持ちしません。開封するとさらに短くなり、冷蔵室で2〜3日ほどの日持ちです。こちらも冷凍すると5日ほどと、賞味期限は長くなりますよ。
パスタの賞味期限を長くする保存方法って？
開封後の乾燥パスタを保存する方法
開封後の乾燥パスタは、専用のケースに入れて密閉するのがおすすめ。パスタケースがない場合は、ペットボトルや瓶などを使う方法もあります。直射日光と高温多湿を避けて保存しましょう。
開封後の生パスタを保存する方法
生パスタを保存するときは、オリーブオイルを絡ませておくのがポイント。水分が多い生パスタは麺同士がくっつきやすい特徴があるので、それを防いでくれますよ。それから生パスタを専用のパスタケースに入れて密閉しましょう。
開封後の生パスタを冷蔵保存する場合は、2〜3日以内に食べ切るのが◎。開封後の生パスタを冷凍保存する場合は、5日以内に消費してくださいね。
茹でたパスタを保存する方法
茹でたパスタを保存したいときは、少し硬めに茹でるのがポイントです。茹で終えたらすぐに冷水で冷やしましょう。オリーブオイルやソースをパスタにかけたら、平らになるようにラップで包んで保存してください。
茹でたパスタを長持ちさせたいときは冷凍保存がおすすめ。ラップに包んだパスタが凍ったら、保存用容器で密閉しましょう。茹でたパスタを冷凍保存する場合の賞味期限は1ヶ月ほどです。
パスタの賞味期限で注意することは？
乾燥パスタは冷暗所で保存する
開封後の乾燥パスタは、直射日光や高温多湿を避けて常温で保存しましょう。冷蔵保存もできますが、結露が発生して乾燥パスタが濡れてしまう可能性があるため、あまり好ましくありません。もしも、冷蔵室で保存するなら、乾燥パスタと一緒に乾燥剤を入れて保存するといいですよ。
パスタは少し硬めに茹でる
パスタは茹で終わった後も予熱で温まっていきます。表示されている茹で時間から1～2分ほど短く茹でるといいですよ。食べる前の加熱で麺がちょうどよい硬さになります。
パスタの賞味期限は正しく保存して長持ちさせよう
パスタは種類や状態によって保存方法が変わるため、適切なやり方で保存する必要があります。正しく保存すればおいしい食感で食べられるので、ぜひこの機会にパスタの賞味期限と長持ちさせる方法を覚えてくださいね。
