家でパスタを茹でると、なんだかおいしく仕上がらない…という経験をしたことはありませんか?

今回はパスタの基本の茹で方から電子レンジでの茹で方、失敗しないポイントなどをまとめてご紹介します。

パスタの茹で方|基本の茹で方

①大きな鍋にお湯を沸かす

鍋 沸騰 茹でる お湯

まずは、大きな鍋にお湯を沸かします。鍋はなるべく深さがあるものが理想です。

スパゲッティ100gに対して2リットル、それ以降は100g増えるごとに1リットル程度のお湯が目安。

おいしく茹でるには、塩を少し入れるのがポイントです。2リットルのお湯に対して塩は小さじ0.5〜1程度を目安にしてください。塩分濃度0.5〜1%程度と覚えてもいいですよ。

②規定の時間通りに茹でる

スパゲッティ 鍋 茹で方 パスタ

パスタのパッケージを確認して、規定の時間通りに茹でましょう。芯が少し残った「アルデンテ」の状態が好みの場合は、規定の時間より1分程度短く茹でてください。

入れるときは、パスタの束を少しねじって両手で持ち、鍋の上からパッと手を話すように入れるときれいに広がりますよ。

パスタを入れてすぐはお湯の温度が下がるので、強火にしておきましょう。あとは吹きこぼれない程度に沸騰状態をキープしてください。

③しんなりしたら一度混ぜる

スパゲッティ 鍋 茹で方 パスタ

パスタがしんなりしてきたら、菜箸などで大きくかき混ぜます。一度大きく混ぜれば、あとはほとんどくっつく心配はありませんよ。

④ザルに上げて湯切りする

スパゲッティ 鍋 茹で方 パスタ

指定の時間茹でたら、火を止めてザルに上げ、振るようにして湯切りします。このとき、オリーブオイルを少し垂らしておくと、乾燥してくっつくのを防げます。

パスタの茹で方|基本の茹で方のポイントは?

パスタ スパゲッティ

茹で時間は少し短めくらいが◎

パスタをおいしく茹でるポイントは、やはり茹で時間をしっかり守ること。

茹ですぎると伸びたような食感になってしまうので、基本的には指定の時間より少し短めに茹でるのがおすすめです。

たっぷりのお湯で沸騰状態をキープ

たっぷりのお湯を使い、温度を下げないよう沸騰状態をキープすることも大切。

パスタのでんぷん質がお湯に溶け出て食感が悪くなったり、茹で具合にむらが出たりするのを防ぐためです。

塩を入れ忘れないように

塩を少し入れることでパスタに程よい下味をつけられ、ソースとのなじみが良くなりますよ。

パスタの茹で方|電子レンジでも茹でられる?

電子レンジ パスタ 茹で方

実はパスタは電子レンジでも茹でることができます。食感は少し変わりますが、大きな鍋にお湯を沸かす時間や、湯切りの手間などを省くことができますよ。

電子レンジでパスタを茹でる手順や注意点をご紹介します。

①深めの耐熱容器を用意する

パスタを入れて水をひたひたにしてもまだ余裕がある程度の、深めの耐熱容器を用意します。容器が浅いと吹きこぼれの原因になるので気をつけましょう。

必ず電子レンジ対応の耐熱容器を用意してくださいね。最近では、専用の容器も販売されていますよ。

②水とパスタ、塩を入れる

パスタ全体がしっかり浸る量の水を入れます。長いパスタが入らない場合は、手で半分に折って入れましょう。

水に対する塩の割合は、鍋で茹でるときより少なめでOK。水分量の0.5%ほどの量が目安です。

電子レンジで茹でるとパスタが茹で汁をしっかり吸うので、多めに入れると塩辛い仕上がりになってしまいます。

③ラップはせずにレンジでチン!

ラップはかけずに電子レンジで温めます。温める時間は、パッケージの指定時間プラス3分が目安。(600Wの電子レンジの場合)

ただ、パスタや水の量や電子レンジの機能によっても異なるので、温める時間は適宜調整してみてください。

③湯切りをする

温めが終わったら湯切りをすれば出来上がり!容器がかなり熱くなっているので、やけどに気をつけてくださいね。

パスタの茹で方を覚えておいしく食べよう!

ブロッコリー レシピ ブロッコリーとアンチョビのお手軽パスタ

今回は、基本の茹で方と電子レンジでの茹で方をご紹介しました。茹で上がりは、電子レンジで茹でたパスタのほうが水分を吸って、少しもっちりとした仕上がりになります。

また、電子レンジで沢山の量を茹でるとベチャッとした仕上がりになりやすいのであまりおすすめはできません。

ぜひどちらの茹で方も試してみて、好みの茹で加減を探してみてくださいね。