煮物に入れるとおいしい高野豆腐。戻した後は使い切らなければならないと思いがちですが、正しく冷凍すれば保存がきくんですよ。

今回は、高野豆腐の冷凍方法についてご紹介します。

高野豆腐は冷凍できる?保存期間は?

高野豆腐

高野豆腐は未開封であれば賞味期限は製造から約6ヶ月。そのままでも十分長持ちします。

冷凍保存するとさらに長持ちするように思いますが、実は1ヶ月しか日持ちしません。冷凍保存するよりも乾燥状態で保存した方が賞味期限は長いため、1度に使う分だけの量を戻すのがおすすめですよ。

一度戻した高野豆腐も冷凍でき、同じく1ヶ月日持ちするので、余った分は冷凍するといいですね。

高野豆腐の冷凍保存の手順は?

高野豆腐

冷凍保存するときは、「そのまま保存する方法」「含め煮にして保存する方法」「とろみ煮にして保存する方法」の3通りの方法がおすすめ。用途に合わせて使い分けてくださいね。

そのまま保存する方法

高野豆腐を一口サイズにカットし、キッチンペーパーで水気を拭き取ったら、保存用袋に入れて完了です。

高野豆腐は離して入れるのがポイント。ひっつきを予防してより使いやすくなりますよ。味噌汁の具材にもなって便利ですね。

含め煮にして保存する方法

高野豆腐を戻して水気を拭き取り、鍋にだし汁と醤油、みりん、酒、砂糖、塩を入れ軽く沸かし高野豆腐を入れます。弱火で6〜7分煮込んだら含め煮の完成です。サヤエンドウを入れる場合、残り1〜2分程度のときに入れると良いですよ。

含め煮が完成したら、保存用の容器に高野豆腐と煮汁をたっぷりと入れましょう。粗熱を取ってから冷凍室に入れてください。

賞味期限は1ヶ月ほど。しいたけやサヤエンドウなどと一緒に含め煮にしてから冷凍保存すると、時短料理にもなるのでおすすめです。

とろみ煮にして保存する方法

高野豆腐を戻して水気を拭き取ります。だし汁とみりん、醤油、砂糖、塩をお鍋に入れて沸騰させたら、高野豆腐を入れましょう。アク取りシートを乗せて10分ほど煮込み、水溶き片栗粉を入れて弱火で3分ほど煮たら完成です。

保存用容器にとろみ煮を移し、粗熱が取れたら冷凍室へ入れます。賞味期限は1ヶ月ほど。高野豆腐のとろみ煮を冷凍保存しておくと、1品足したい日に役立ちますよ。

高野豆腐を冷凍保存するときの注意点は?

疑問 ? 注意 ポイント

高野豆腐を冷凍保存する際は、次の2点に注意しましょう。

ニオイが移らないようにする

高野豆腐は、表面に小さい穴がぽつぽつと空いているため、ニオイが付着しやすい特徴があります。保存するときは周りの食材のニオイを吸収しないように気をつけましょう。保存用袋や容器をしっかりと密封すると良いですよ。

傷んでいないか確認する

高野豆腐の保存期間はあくまで目安です。期間内でも傷んでしまうこともあるので、確認してから使いましょう。ちなみに次のような状態のものは傷んでいる可能性があるので使わないほうがいいですよ。

・変色している
・カビが生えている
・異臭がする など

高野豆腐の冷凍保存を利用して料理を楽しもう

高野豆腐

高野豆腐は、煮物などにしてから冷凍すると時短料理にもなりますよ。ぜひ、この機会に高野豆腐の正しい冷凍保存のやり方を覚えてくださいね。