冷奴や豆腐ステーキなどに用いられる「豆腐」。手軽に手に入る上に、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養を含んでいるので、積極的に取り入れたい食材です。
料理にあわせた切り方を覚えておけば、メニューの幅も広がりますよ。
そこで今回は豆腐の切り方についてご紹介します。
豆腐を切る前に水切り!
豆腐は基本的に水切りを済ませてからカットします。
水切りには「重しをのせる」「茹でる」「電子レンジで温める」の3つの方法があるので、自分に合うやり方で行なってくださいね。
重しをのせる方法
豆腐をキッチンペーパーで包んでから皿にのせ、その上に重しを20分ほど置いて水切りをしましょう。
重すぎるものをのせてしまうと崩れてしまうので、注意してくださいね。
茹でる方法
加熱調理をする場合は、茹でるのもおすすめ。水切りを短時間でできるメリットがあります。
生の豆腐を味わいたいときには向かないので、別の方法で行ってくださいね。
電子レンジで温める方法
キッチンペーパーを2重で包み、耐熱皿にのせます。豆腐1丁分の場合は、500wで3分程度温めましょう。
その後冷ましておくと、さらに水がでてきますよ。
手っ取り早く水切りしたいときは、電子レンジがおすすめです。
豆腐の切り方にはどんなものがある?
豆腐によく使われる切り方は、「さいの目切り」「角切り」「拍子木切り」の3通りです。
さいの目切り
さいの目切りは、サイコロ状にカットする方法。味噌汁や麻婆豆腐を作るときに適していますよ。
豆腐を手にのせるかまな板にのせるかして、高さ1cmを目安に水平に包丁を入れます。それから幅も1cmを目安にして垂直に包丁を入れましょう。
角切り
角切りはさいの目切りより大きいサイズの切り方。鍋に入れるときにぴったりですよ。
やり方はさいの目切りを参考にし、食べやすい大きさにカットしましょう。
拍子木切り
拍子木のような形(四角柱)に切るため、拍子木切りと呼ばれています。豚肉を巻くなどして調理するのがおすすめです。
長さは4~5cm、厚さは1cmを目安にカットしましょう。
豆腐は包丁を使わずカットする方法も!
料理によっては、手やスプーンを使って食べやすい大きさにしてみてもいいですよ。
ちぎる
豆腐はとても柔らかいので、簡単に手でちぎれます。ちぎり豆腐はサラダの具材にぴったりですよ。
すくう
急いでいるときは、スプーンで豆腐をすくって食べやすい大きさにする方法も。スープの具材に使えば見た目も気になりませんよ。
豆腐をきれいに切っておいしく食べよう!
豆腐は、まな板や手に対して平行・垂直になるようにカットすると見栄えがキレイになります。やわらかいので手やスプーンで切り分けてもOK。見た目も味もおいしくカットしてみてくださいね。