「マンゴスチン」をご存知ですか。「果物の女王」と呼ばれるほどおいしい果物で、栽培が難しいため高値で販売されているんです。せっかくなら大切に味わって食べたいもの。
そこで今回は、おいしくマンゴスチンを食べる方法をご紹介します。
もくじ
マンゴスチンの食べ頃っていつ?
マンゴスチンの食べ頃は、収穫から3〜4日目ほど。日本で食べられているマンゴスチンは、東南アジアや南アジア、中南米からの輸入品なので、なるべく早く食べたほうがいいですよ。
ちなみにマンゴスチンの旬は、一般的に5〜8月です。旬の時期に食べると最もおいしいので、覚えておきましょう。
マンゴスチンの食べ方|おいしいマンゴスチンの選び方は?
マンゴスチンは日持ちしにくいフルーツなので、新鮮なものを選ぶのがポイント。購入するときに、次の点をチェックしてみてくださいね。
皮の色やかたさ
皮の色やかたさを見れば、おいしいマンゴスチンが選べます。
皮の色は赤色よりも、紫色のものがおすすめ。食べ頃になると、皮が徐々に紫色になりますよ。
かたさは、皮が柔らかそうなものを選びましょう。新鮮なものは皮が柔らかく、鮮度が落ちると徐々にかたくなります。
樹冠の色
マンゴスチンのヘタ部分にある樹冠もチェックしましょう。新鮮なものは樹冠が緑色。時間が経つと徐々に黄色に近い色に変わっていきます。
果実の見た目で判断に迷ったら、樹冠がみずみずしいか確認してみてくださいね。
マンゴスチンの食べ方|キレイに皮を剥くには?
マンゴスチンをおいしく食べるためには、キレイに皮を剥くといいですよ。皮のかたさで手で剥くか包丁で剥くかを選んでくださいね。
手で剥く方法
マンゴスチンの皮が柔らかい場合は、簡単に手でむけます。ヘタの部分に親指を当て、そっと押しましょう。押した部分の皮が裂けたら、ていねいに皮を剥いていきます。みかんの皮をむくように手を動かしてくださいね。
包丁で剥く方法
マンゴスチンの皮がかたいときは、包丁を使いましょう。マンゴスチンの中間に切り込みを1周入れて、皮の上下を手で持ち逆方向にひねります。少ない力で皮がはがれますよ。
マンゴスチンの食べ方|そのまま生でおいしく食べるには?
そのまま食べるときは、マンゴスチンの皮をむいて、種に気をつけて頬張りましょう。種は苦味があるので、なるべく避けて食べてくださいね。
新鮮なうちがおいしいため、購入してから2~3日以内には食べきるようにしましょう。
マンゴスチンの食べ方|アレンジしておいしく食べるには?
シャーベットにして食べる方法
マンゴスチンの皮をむいてから凍らせると、シャーベットとして食べられます。レモン汁を少量かけるとさらに味わい深くなるのでおすすめです。
ゼリーにして食べる方法
マンゴスチンのゼリーを作るときは、砂糖と水を一煮立ちさせてからゼラチンを加え、マンゴスチンを入れた容器に流し込んで冷やすだけです。冷蔵室で数時間入れておきましょう。
ドリンクにして飲む方法
マンゴスチンをジューサーにかけて、ジュースにしてみるのも◎。ほかにも、ブランデーやお茶にしてアレンジしてもいいですね。
マンゴスチンは新鮮なうちにおいしく食べよう!
マンゴスチンの赤い果汁は、服についてしまうとなかなか落ちません。なるべく汚れてもよい服を着て皮を剥いたり調理したりしてくださいね。
ほどよい甘味と酸味があり、上品な味わいが楽しめるマンゴスチン。日が経つごとに味が落ちていくので、新鮮なうちに食べてくださいね。