芳醇な甘みとプチプチした種の食感が魅力のイチジク。デザートとしてはもちろん、おつまみやサラダにもよく合う果物です。生で市場に出る期間が短いため、意外と生のまま食べる機会は少ないかもしれませんね。
今回はそんなイチジクのむき方をご紹介します。
もくじ
イチジクのむき方|食べごろをチェックしよう

イチジクは皮をむいてからは保存がききにくいため、食べる直前に皮をむくのがおすすめ。そのためには食べごろを見極めるのが大切です。
熟したイチジクは、下のお尻のところが割れてきます。開きすぎていると熟しすぎになってしまうので、お尻が割れたらすぐに食べるようにしましょう。
イチジクのむき方|4通りの方法をご紹介!
ここではイチジクの食べ方を4通りご紹介します。
半分に切ってそのまま食べる方法

1つ目は、半分に切ってスプーンで掬って食べるという一番シンプルな方法。軽く水洗いしたら、軸が付いている方から包丁を縦に入れ、縦半分に切るだけです。
簡単ですが、スプーンですくうことで皮のギリギリまで食べることができますよ。
皮をむいてくし切りにする方法

2つ目は縦に4等分にして皮をむく方法です。
軸が付いている方から、包丁を立てに入れてイチジクを4つに切り分けます。皮を下にして、包丁を持っていない手で支えるように持ちます。
包丁をまな板と並行になるように横にしながら、果肉と皮の間に刃を入れましょう。
果肉を傾けるように動かしながら、刃をなめらかにスーッと動かして皮をむけば完了です。
皮をむいて輪切りにする方法

3つ目は輪切りにする方法。断面がきれいなので、料理やお菓子作りに使う際におすすめの方法です。
まず、イチジクの軸がついている上の部分を切り落とします。次に横半分に切って、2つに分けます。
果肉の皮の間に包丁を入れて、手でイチジクを回しながら、まな板と包丁を並行にした状態で刃を動かして皮を切り進めます。
皮が向けたら、好きな厚みに輪切りにして出来上がりです。
手でむく方法

完熟のイチジクは、実は手でむくことも可能です。バナナと同じ要領で、軸の部分を下に引き下げるようにすればスルッとむけますよ。
むいたらお尻部分から手で2つに割って、そのままかじりついて食べてもOKです。
完熟していないとスルッとむくことはできないので、お尻の割れ目で熟し具合を確認してからむいてくださいね。
イチジクのむき方を覚えて果物のある生活を

イチジクの皮のむき方は、それほど難しいわけではありません。全体的にやわらかく切り応えが少ないので、誤って包丁で手を切らないようにだけ気をつけてくださいね。
いろいろな方法があるので、食べ方に合わせてむき方をチョイスしてみてください。
また、イチジクはデリケートで傷みが早い果物です。生のイチジクが手に入ったら、下記の記事も参考にしてみてくださいね。