レシピ本などで見る「湯がく」という言葉。いったいどういう意味なのかと考えたことはありませんか。
そこで今回は、「湯がく」とはどういうことなのかについて詳しくご紹介します。
「湯がく」とは?
「湯がく」とは、野菜などをしんなりさせる程度に短時間茹でること。アクや臭みを取るときや、食材をやわらかくするときなどに行います。
基本的にはサッと茹でることを指しますが、たけのこなど長時間しっかり茹でる場合も「湯がく」と言うことがあります。
肉や魚のときはあまり使いませんが、主に野菜や麺類の下ごしらえをするときに使われている表現なんです。
【食材別】どのように「湯がく」?やり方は?
小松菜やほうれん草などの葉野菜
小松菜やほうれん草などの葉野菜を湯がくときは、茎を30秒ほど、それから葉の部分を入れて10秒ほど茹でればOK。しんなりさせたりアクを抜いたりすることができます。
たけのこ
たけのこを湯がくときは、長時間しっかり茹で、芯まで火を通します。こうすることでたけのこのアクを抜くことができますよ。
そうめんなどの麺類
そうめんを湯がくときは、沸騰したお湯で1分30秒〜2分を目安にさっと茹でます。茹で終えたらしっかり水で洗いましょう。
食材の下ごしらえの「湯がく」を覚えよう!
いろいろな食材の下ごしらえに使われる「湯がく」。アクを抜くなどの効果があるので、マスターしておけば料理がさらにおいしくなりますね。