じゃがいもは、アク抜きが必要な食材の1つ。しかし少し手間だなと感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、じゃがいものアク抜きは必要なのか、そのやり方など詳しくご紹介します。
じゃがいものアク抜きは必要なの?
そもそも「アク」とは、野菜に含まれる苦味や渋み、えぐみなどのこと。アクは料理の味や色を悪くするので「アク抜き」をします。
じゃがいもは、切ってしばらくすると変色します。これは、じゃがいもの中のチロシンが酸化されるためです。
この現象を防ぐためにアクを抜きます。とはいえ、じゃがいものアクは身体に害のある成分ではありません。しかも煮物などの水の中で茹でる調理では、アクが水に流れて変色を防げるので、必ずしもアクを抜かなければならないというわけではないんです。
どんな料理を作るかにもよりますが、見た目をよくしたい場合などは、アク抜きをするのが良さそうですね。
じゃがいものアク抜きのやり方は?
じゃがいものアク抜きは、皮を剥いてカットしたら、切り口からすぐに水に漬けます。15分ほどで十分です。
じゃがいものでんぷん質を洗い流すこともできるので、じゃがいも同士がくっつきあうのを防ぎ、調理がしやすくなるメリットもありますよ。
じゃがいものアク抜きで気をつけるポイントは?
じゃがいもをアク抜きをするときは、切り口から変色していきます。そのため、切り口が空気に触れないようにするのがポイントです。なるべく早めに切り口を水につけるようにしましょう。
見た目を良くしたいときはじゃがいものアク抜きを忘れずに
じゃがいものアクは、人体に害はないですが、見た目には影響します。よりおいしく見せたいときなどは、アク抜きをするのがおすすめですよ。