卵や牛乳、砂糖などで作られるカスタード。デザートにかけたり、お菓子作りのときに混ぜ込んだりすると、甘くておいしいですね。しかし、傷みやすい食材のため、保存方法に悩むことも。

そんなときは冷凍保存をすると長持ちします。お菓子作りで余ったときも便利ですよ。

今回は、カスタードの冷凍保存についてご紹介します。

カスタードは冷凍できる?保存期間は?

カスタード

カスタードを冷凍すると、2週間~1ヶ月ほど日持ちします。お菓子作りをよくするなら、多めに作って冷凍保存しておいてもいいですね。

ただし、日が経つにつれて味が落ちてしまうため、なるべく早く使いきるのが大切です。

ちなみに、次のような状態だと傷んでいる可能性があるので、食べるのは控えるようにしましょう。

・カビが生えている
・変色している
・酸っぱい臭いがする
・酸味がある など

カスタードを解凍するときは、10分ほど室温で置いたあとに、耐熱容器に移します。軽く電子レンジで温めればOK。カスタードを混ぜたら、室温で冷めるのを待ちましょう。保存期間が長いと食感が悪くなったり、離水したりするので気をつけてくださいね。

カスタードの冷凍保存の手順は?

カスタード

カスタードが温かいときは粗熱を取り、金属製のバットなどの上にラップを敷いてカスタードをのせましょう。

さらに上からラップを被せ、そのまま冷凍します。凍ったら保存袋に入れて密封しましょう。

凍らせる前に格子状に隙間を作っておくと、使う分だけ取りやすくなりますよ。調理器具は清潔なものを使って、雑菌が繁殖するのを防いでくださいね。

カスタードを冷凍保存するときの注意点は?

注意 ポイント

かために作る

カスタードは冷凍すると離水しやすくなります。ざらざらな食感になりやすいため、コーンスターチを使用するのがおすすめ。

コーンスターチを入れると、かためのカスタードが完成しますよ。

加熱しながらよく混ぜる

かためにカスタードを作るのは効果的ですが、ダマになってしまっているのはNG。加熱しながら、よく混ぜるのが大切です。

焦げてしまわないように気をつけましょう。電子レンジで加熱すると焦げにくいですよ。

少しずつ3回程度に分けて温めると、とろとろしているカスタードが完成します。

急速冷凍する

カスタードは急速冷凍すると、雑菌が繁殖しにくくなります。

カスタードを金属製のバットに入れて薄く伸ばしましょう。上からラップを被せて、乾燥するのを防げば、効率よく冷凍できますね。

カスタードの冷凍保存を利用して料理を楽しもう

カスタード

カスタードは劣化しやすいですが、冷凍すると長期保存が可能になります。かために作ればおいしく保存できるので、ぜひこの機会にやり方を覚えておきたいですね。